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九州北部豪雨被災地の朝倉になとり復興桜

2019年2月8日になとり復興桜の植樹式が開催されました

なとり復興桜

2019年2月8日に、東日本大震災で津波の被害にあった宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)地区の桜の木の苗木3本が、今回はじめて宮城県外の朝倉に贈られ植樹式がありました。

福岡県朝倉市は、2017年7月5日に九州北部豪雨で被災しました。植樹式が行われた松末小学校は豪雨後、統合によりその後、廃校になってしまいましたが、復興の願いを込め、被災した旧松末小学校に植樹されました。

九州北部豪雨 松末小学校

植樹式は、九州北部豪雨で校舎が土砂などに巻き込まれ被災した松末小学校のグラウンドで行われました。

九州北部豪雨直後に被災したばかりの松末小学校を通ってボランティアに行ったのですが、ものすごい土砂が流れ込み、当時、校舎3F 小学生や教師の方は避難し、校舎2Fまで土砂が流れ込み、グランドの鉄棒なども埋まってしまうほどでした。

九州北部豪雨 松末小学校

九州北部豪雨被害から約2年半経った旧松末小学校のグラウンドにある鉄棒は、流れ込んだ土砂も取り除かれ、土砂で埋まっていた鉄棒もご覧の通りになっています。

九州北部豪雨 松末小学校

復興のシンボルのなとり復興桜

九州北部豪雨 松末小学校

2011年3月11日の東日本大震災の津波で被害を受けた震災直後に、がれきの中からも花を咲かせた桜の木に希望を見出し、復興桜の苗木の育成を開始され、その桜が「なとり復興桜」と名付けられ、今回、九州北部豪雨で被災した福岡県朝倉市に贈られました。

名取市観光物産協会の方々より「桜で皆さんが少しでも癒され、笑顔に変わってほしい」という願いが込められて、福岡県朝倉市に贈られたということで、感謝です。

まだまだ朝倉は復興なかばです。1日も早い復興をお祈りいたしております。