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バラの植え方 育て方

バラ

目次

1.バラの植え方
2.バラの植え方:地植えの場合
3.バラの植え方:鉢植えの場合
4.バラの植え込み時の注意
5.バラの水やりの方法
6.バラの剪定方法
7.つるバラのせん定(剪定)
8.ベーサルシュートの処理方法
9.病虫害駆除

バラを植える場所

【バラ苗】 ロソマーネジャノン (Gen複)

1.光:日当たりの良い場所を好みます。

2.土:水はけの良い場所や土を好みます。

3.場所:日当たりが良く、雨が当たらない軒下などの場所が一番良いですが、風通しが良い屋外が良いです。室内ではうまく育ちませんのでご注意ください。また、寒冷地などでは、その場所にあった冬越しの方法でお育てください。

バラの植え方:地植えの場合

【バラ苗】 ロソマーネジャノン (Gen複)

1.植え付けの場所の苗木の土部分より大きめの穴を掘ります。下部分や周りも含めて約30~50cmほどを掘り上げ、新しい根が出やすいようにします。

2.まず、掘り上げた底部分に元肥を入れます。元肥は、根のある底の部分よりも10cm以上深い部分に置くのが良いため、まずは、掘り上げ直後に、元肥を置き、土でかぶせます。

3.その上に苗ポットのポットをはずした鉢土部分を置き、まわりに土(バラの土)を入れ穴をふさぎます。ポットからはずした苗木の土はできればくずさないようにはずし、植え込みます。

3.水をたっぷり与えて完了です。植えこんだ場所は、バラの周りにドーナツ状の土手を作ると次回より水やりする際、その土手に水をためることができ、十分な水やりをしやすくなります。

バラの土

バラの土はこちら

バラの肥料

バラの肥料はこちら

バラの植え方:鉢植えの場合

バラ ピエールドウロンサール

1.株の生長に合わせて大きな鉢に植え替えをしていく必要がありますが、最初から大きめな鉢 8号サイズ10号サイズ に植え込まれるのが良いです。

2.土は、バラ専用のバラの土で植え込みます。鉢底に元肥を、鉢から出したバラの根にあたらないように、鉢底の方に入れ、土をかぶせた上に鉢からはずした苗木の土を崩さないようにして置き、間をバラの土で埋め込みます。

植え込み用の鉢

8号サイズの鉢

10号サイズの鉢

バラの植え込み時の注意

バラ ローテローゼ

購入したバラの苗木をポットからはずして、地植えや鉢植えする場合の良い時期は、6月以降になります。12月から5月頃の間は、掘り上げた苗の根が回っていない場合もあり、地植えや鉢植えした場合に根鉢が崩れることで、植え込み後、枯れこむ場合がありますので、万が一、植えこむ場合にはきちんと根がまわって、根鉢が崩れないものを選ぶようにします。

バラの水やりの方法

1.鉢植えの場合は、鉢土の表面が乾いたら鉢底から水が出てくるくらいまでたっぷり与えます。小さめの鉢の場合は、夏場は朝昼に2回あげるようにします。

2.地植えの場合は、まず土の表面から2~3cmくらい掘って用土が乾燥しているようでしたら、できれば午前中に水をたっぷり与えます。

3.冬場に掘り上げ垂れたバラの苗木の場合は、水をあげすぎた場合には、根がうまく張れずに枯れこんでしまう場合がありますので、注意するようにします。

4.逆に夏場は、水を完全に切らしてしまう水切れの状態が長く続いてしまいますと、根が死んでしまい、枯れてしまう場合がありますので、あわせて注意するようにします。

水やりグッズ

肥料の与え方

肥料の与え方

1.植え込み後、基本的には、2週間くらいは肥料をあげません。

2.肥料を与える時期としては、3月~10月頃になります。

3.肥料は植え付け後、約1ケ月後くらいに追肥をひと月に1度くらいの割合で与えます。(冬の間は、肥料は必要ありません。)

バラの剪定方法

冬場のバラの剪定方法

1.地植えの場合も鉢植えの場合も寒い時期の12月~2月頃に切り戻しします。

2.その年に育った株の1/3~半分ほどをカットします。カットする場所は、芽が出る節の上の1cmくらいの場所でカットします。

3.鉢植えの場合は、株元から30cm~50cmくらいの場所をカットするようにします。

夏場のバラの剪定方法

1.9月初めに、1/3ほどの株を切り戻し、2/3の高さにします。

2.その年に育った株の1/3~半分ほどをカットします。カットする場所は、芽が出る節の上の1cmくらいの場所でカットします。

3.鉢植えの場合は、株元から30cm~50cmくらいの場所をカットするようにします。

つるバラのせん定(剪定)

1.モッコウバラなどは元来、枝が細い品種な場合は、そのままでも大丈夫です。

2.その他の品種は、冬場に割り箸よりも細めな枝は、カットして整理します。

3.フェンスやアーチにつるバラを有印したい場合には、アーチなどの形を越えてしまう伸びすぎた枝などは、すべてカットして、自分が誘引したい感じに整えます。

ベーサルシュートの処理方法

ベーサルシュートとは、新しく伸びた枝のことで、その枝の中でもバラの株元から出てくる勢いの良い枝のことを、他の枝と区別してベーサルシュートと呼んでいます。ベーサルシュートは大切に扱う枝です。春から夏にかけて株元から太く新しい幹が出てきたらベーサルシュートになり、株自体の老化防止のための世代交代の枝になります。ただ、この生育旺盛なベーサルシュートをそのままにしておくと、もとからついている古い枝を越えて、養分や水分などをひとり占めしたりします。

・新苗や弱っているバラの場合:ベーサルシュートが出てきて、つぼみがついたら、花が咲く前に摘みとったり、切り戻しを行います。

・大きい苗や元気なバラの場合:ベーサルシュートが出てきて、つぼみがついたら、花を咲かせてから、切り戻しが行えます。

・品種にもよりますが、50~80cmのところの5~7枚ほど葉を残した感じの部分でカットします。

病虫害駆除

バラ

1.簡単なスプレータイプの薬剤の場合:バラ専用の簡単スプレータイプの薬剤が市販で売られておりますので、そちらを上手に観葉植物強いするのも良いです。一時的な症状の鎮静化や予防などにつながります。

2.本格的に薬散布する場合は、それぞての薬剤の説明書に記載の分量や使用濃度で噴霧器などを使い散布します。

薬剤の紹介

1.うどん粉病:サンヨール、カリグリーン、パンチョ、トリフミン、サンバトーレ

2.黒点病:ダコニール、トップジン

3.アブラムシ:オルトラン、スミチオン、サンヨール

4.ダニ:ハッパ乳剤、ダニ太郎

5.その他害虫:アクテリックなど

6.展着剤:ダイン、アビオン-Eなどの展着剤を一緒に使うことで、雨などにより流出がすくなります。