緑ある住環境を考えるブルーミングスケープ

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九州北部豪雨から1年

7/5で九州北部豪雨から1年を迎えました。

弊社ブルーミングスケープも朝倉地域にあり、昨年の7/5は、ものすごい大雨が続き、夕方には避難勧告のアナウンスが町じゅうに響き渡っておりました。福岡県、大分県の両県の山間部を中心に大きな被害があり、朝倉市の方では、河川が氾濫しました。現在もなお九州北部豪雨により1100人の方々が仮設住宅やみなし仮設で避難生活をされていらっしゃいます。現在でも流木が積み上がって危ない「流木危険個所」が28ケ所あり、その内の7ケ所が重機が入れず、未だ土砂の撤去などが難かしい所もあります。

疣目(いぼめ)、黒松、乙石、中村の4行政区(計約50世帯)は、被災者生活再建支援法に基づく「長期避難世帯」の認定される見通しで、安全が確認できるまでは数年間、その地域では居住ができなくなります。まだまだ復旧が進んでおらず平野部の農地のうち、土砂を撤去できた5月末の段階で、3割程度。また、山間部は、復旧のめどが立っていない状態です。

校舎が被災した松末小学校など4校が統合して4月に杷木小学校が開校したのですが、多くの児童が仮住まいから通っており、校舎の隣にある運動場は豪雨の影響で使えないままになっている状況。

九州北部豪雨の後、1週間後にボランティアに出かけた際には、流木とともに道がなくなり、いたるところが川のようになっており、道中、すごい水の勢いがある場所で、自衛隊の方が動けなくなっていらっしゃったので、私も一緒に道なき川のような状態の所に入り、自衛隊の方を救助するお手伝いをしたのを思い出します。

土砂や流木が来て、動かなくなっていた朝倉のシンボルの三連水車

朝倉のシンボルの三連水車

現在は、三連水車も再開し動いております。三連水車の近くには「三連水車の里 あさくら」という物産館もあります。

朝倉のシンボルの三連水車

今年の5/20~9月末までは、「筑後川伝統の鵜(う)飼」も再開しております。

筑後川伝統の鵜(う)飼

是非、朝倉へ足をお運びいただき観光等していただけましたら嬉しいです。

心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復興をお祈りいたしております。

PS.昨年の今日、7/5に九州北部豪雨があり、夕方頃に避難勧告のアナウンスが長い間、流れていたのですが、先日からの北海道の大雨や今日も多くの地域(大阪府茨木市、岐阜県下呂市、兵庫県神戸市須磨区、兵庫県神戸市北区、兵庫県神戸市中央区、京都府京都市、長崎県対馬市)などで避難指示、また朝倉もそうですが、多くの地域で避難勧告が出ているようで、被害が出ませんように。

まだ、広範囲で8日頃まで雨が続くようで、お気をつけください。