観葉植物 育て方

TOP

バナナの育て方|観葉植物Dictionary


よく切花で見ませんか?アレンジメントなどに、やわらかい雰囲気を出すときなどに切花でよく使われています。

バナナ

バナナ

基本情報

学名:Musa acuminata cv. Dwarf Cavendish

私の難易度?★★★

特徴など

人気の高いもちろん黄色の食用の実がなるバナナの木です。冬場は、やはり暖かい場所で育てるようになさってください。人気の高いもちろん黄色の食用の実がなるバナナの木です。こちらの写真の品種は、サンジャク バナナという品種で小さい苗の頃でも、バナナの木のような形をしていてかわいいです。冬場は、やはり暖かい場所で育てるようになさってください。下葉は、大きくなっていくにつれて枯れていき、トップ部分がどんどん新芽を出して大きくなっていきます。葉っぱが10枚くらいになってある程度の株になりますと、お花が咲き実がついてくれます。 沖縄などでは屋外でもOKです。

バナナ

サンジャクバナナは、小さめのころは、葉っぱに赤い斑が入っているのが特徴です。大きくなってきますと、その斑は、じょじょになくなってきますよ。バナナと聞くと、やはりおいしい黄色の果実を思い出しますよね。バナナは、ガーデニングの花道でも前回、登場しましたアジアンテイストのオーガスタやストレリチアと同じ仲間でマライ半島原産といわれており、主にアジアを中心として、オーストラリアや太平洋諸島などに約60種類ほどあると言われております。やはりアジア中心の植物ですので、大きめの葉っぱなどもアジアンテイストを醸し非常にインテリア性も高く日本にも合う観葉植物だといえます。

品種名&原生地など

こちらの品種は、サンジャクバナナといいます。バナナは、科名:バショウ科 属名:バナナ属に属し、バナナ属(バショウ属)の学名は、"Musa"と付きます。ちなみに、このサンジャクバナナの学名は、"Musa acuminata cv. Dwarf Cavendish"。"Musa acuminata"は、食用の果物バナナの"原種"で東南アジアに広く原生しております。

「バナナ」は、日本にも大量に輸入されるようになり、広く各地でも栽培されるようになってきて、どのご家庭でも気軽に楽しめる果物のひとつとしてご存知の通り大変な人気です。

矮性のバナナ

「三尺バナナ」は、矮性(わいせい)タイプ(大きくならずに実がつきやすい品種)も存在します。上の写真の三尺バナナは、矮性(わいせい)タイプになります。通常のサンジャクバナナは、大きくならないと実がつきにくいのですが、矮性タイプのサンジャクバナナは、やや低めの高さでも実がつく品種で、だいたい高さが、鉢底から約150cm〜180cmくらいになり、株が充実しお花が咲きますと実がそのサイズで着きます。根が十分に張らないといけませんので、鉢植えの場合でも鉢底から地面に根が張ったり、大きめな鉢で根を十分に張るのが実を成らせるためのコツになります。

バナナ

バナナの幹部分は

植物としては、幹のように見える部分は、葉鞘が密についてできた「仮茎」といわれるもので、茎の一種といわれています。また、その先端に大きめの葉っぱがつく大型になる多年草のひとつです。 花序は幹の先端につき、苞は赤紫色をしています。果実がつくとだんだん下に垂れ下がってくるのは有名ですよね。

育て方など

熱帯の植物ですので寒さにはやや弱く、やはり室内でも10℃〜15℃位は欲しい植物のひとつで肥料と水が大好きです。暖かくなった春から夏頃は屋外の直射日光に当てて育てることも可能です。バナナは、小さい苗の状態から、下のついている葉っぱが黄色くなって枯れていく反面、新芽がどんどん出てきて、葉っぱが入れ替わりながら生長し大きくなっていきます。黄色くなった葉っぱは随時、カットしていき大きくなるにつれて大きめの鉢などに植え替えを行っていきます。

植え替え方法は、こちら!

ふやしてみたい

バナナの木の子株

バナナの木の子株は、仮茎の周辺の脇から顔をのぞかせるように出てきます。ふやすためには、基本的に「株分け」を行います。時期的にはおおよそ5月〜7月頃が適期です。また、ふやすことが目的ではなく果実を収穫するのが目的の場合は、子どもの芽が出てきたら残念ですが、カットしていった方が栄養分が十分にいきわたります。

株分け方法は、こちら!

食べてみたい

株が充実していき10枚くらいに残ったくらいで花が咲きますと、何段にも分かれた果実がつくようになります。花期は、おおよそ4月中旬から5月頃で、収穫期は、9〜10月頃。果実ができましたら、何段にもなりながらバナナの実がついてきて、次第に重たくなり、垂れ下がってきますので、できれば支柱などで支えてあげると良いですね。

バナナ

サンジャクバナナの果実は、大変、美味です。もちろんご自分で育てられたバナナで収穫した果実は、おそらく感無量といったところだと思いますし、お味はというと単刀直入に申し上げて、”う・ま・い”につきると思います。

バナナを飾って楽しむ

バナナやオーガスタ、ストレリチアなどの葉っぱが大きい観葉植物の特徴として、植物は葉っぱで蒸散作用というものを行っているのですが、そのため湿気を葉っぱから出してくれ、「生きた加湿器」の役割を担ってくれます。特に「葉っぱの大きい観葉植物」などは、葉っぱが大きい分、蒸散する面積が大きいので効果があります。電器と違い、省エネできてしかもインテリアもアップするという一石二鳥のすぐれものなのです。

また夏場などは、反対に温度や湿度を下げ調節をしてくれます。インテリアとしても非常にオシャレなため人気の観葉植物のひとつといえると思います。あまり店頭では見かけない「バナナの木」ですが、少し身近に感じていただけたら幸いです。(沖縄の方は身近ですよね。)

お客様のお喜びのお声をいただきました!

大阪府 ロックウェルサービス様

バナナが遂に実を付けました。いやー長かった。春先という実に上手いタイミングで花が咲き、小さな実がたくさん付きました。確実に大きくする為に花は途中で切り取りました。あと2〜3ヶ月で「樹上完熟バナナ」を食べられるかと思うとドキドキワクワクです。ホームセンターで一番大きな鉢(直径50cm)を買ってきて丹念に育てたかいがありました。

購入時のサイズ(幹の太さ)約4センチ、高さ40センチ 現在のサイズ(幹の太さ)根元で20センチ、上部で15センチ、高さ1m

画像もお送りいただきました。本当にありがとうございます。

バナナ

4月下旬に咲いたお花だそうです。

バナナ

まさしくバナナ!すごいです。

バナナ

大きいですね。


ムサ・ゼブリナ(バナナ)

ムサ・ゼブリナ(バナナ)

基本情報

学名: Musa zebrina

私の難易度?★★★★

ムサ・ゼブリナ(バナナ)の特徴

迷彩バナナというおもしろい名前のバナナです。模様がはっきり出ていて大きめな葉っぱも楽しめます。 ゆったりとした雰囲気を持つバナナの木をお部屋やオフィスなどに飾って、ゆったりとした気分を楽しみませんか?学名:Musa zebrina(ムサ・ゼブリナ)といいまして、一般的に食用にされるバナナの学名 Musaですので、 普通のバナナに比べると、糖度は少なく種が多いですが食べられます。

ムサ・ゼブリナ(バナナ)

とっても珍しいバナナの品種です。おもしろいのは、葉っぱがたれ気味なんです。なんかとってもかわいいバナナです! 水も大好きなバナナですので、たっぷり水を与えてくださいね。


アクシナタ モラド (赤バナナ)

アクシナタ モラド (赤バナナ)

↑埼玉県 N.H様 2001年6/14にお届けさせていただきました「そんなバナナ?」をN.H様が素敵な鉢に植え込みをされ、3ケ月たちました画像です。

画像をいただきましたのが、2001年9月9日です。誠にありがとうございます。お届けさせていただいた時の高さは、50〜60cmだったのですが、数ケ月でここまで大きくなたのですね。見るからにバナナの木です(^^)子株もたくさんふえてきたので、株分けの方法をご質問していただきました際に、いただきました画像です。誠にありがとうございました。

その後、他のお客様も赤い実がつきました!というメールもいただきました。

基本情報

学名: Musa acuminata CV.

私の難易度?★★★★

アクシナタ モラドの特徴

アクシナタ モラド (赤バナナ)

東南アジア原産でいバナナの実がなるたいへん珍しいバナナの原種の一種です。普通のバナナに比べると、糖度は少なく種が多いですが食べられます。日本でも花を咲かせ実を付ける事ができる観賞用バナナです。

苗を地面に植えるだけです。鉢の場合は40cm以上の鉢で、深さのある鉢にたっぷりと土を入れてください。土自体にはあまりこだわらなくても結構です。 9月中頃から10月頃に花を咲かせ実を付けます。霜が降りる頃に地上部分は枯れますが地下部分は生きていますので、翌年5月中頃には新芽を出します。このように毎年楽しむことができます。葉が大きいために何時も水はたっぷりとやってください。肥料はあまりやらなくてもいいですが、新しい根が出たら油かすを一掴みやって下さい。

強い風に吹かれると茎が折れてしまう恐れがありますので、できるだけ風の当たらない場所での栽培が好ましいでしょう。また水が切れると成長が著しく遅れます。その場合は、万一花が付かなくても翌年に水をきらさないように栽培すれば花が咲きますので捨てないようにして下さい。

お客様より

埼玉県 N.H様

その後の画像までいただきました。誠にありがとうございます。昨年、貴社より購入いたしました赤いバナナがなりましたので、ご報告申しあげます。2年目の今年は幹が大きくなり、9月上旬に葉の色が違うのがあるなと気付いてから今日までの間に、花から赤い実になるまで毎日の成長が家族の楽しみでした。素敵な商品をご提供頂き有り難うございました。次回は、黄色いバナナをお世話になりたいと思いますので宜しくお願いします。


埼玉県 N.H様

貴社より2001年に購入した赤いバナナが現在では株が約30本位になり、今年は最初の花が8月のお盆の頃に咲いてから今日(11月3日)までに次から次と花が途切れる事なく咲くと共に可愛いい赤い実を沢山つけています。

ここまでなら、ご報告は不要と思ったのですが、何と8月に花が咲いたバナナが10月下旬には実がはじけて可愛い白い実があるのに家族が気付き皆で食してみましたら、味はアケビの味と同で可愛い種が沢山ありましたた。匂いは勿論バナナです。近年いくら温暖化傾向とは言え、11月に柿と一緒に自家製のバナナを食すとは考えていませんでした。また、バナナというものは皮を剥いて食すものとの概念がありましたがこれも見事に吹っ飛びました。収穫の秋に貴重な体験をさせていただきましたので、当方だけで驚いていてはいけない体験と思い、ご報告させていただきます。

なお、間もなく霜が降りるとバナナの木は全て枯れてなくなりますが、 春には可愛い芽が出て今年のようになるので手が掛かりません。今後ともお世話になりますが宜しくお願いいたします。

アクシナタ モラド (赤バナナ)

アクシナタ モラド (赤バナナ)

アクシナタ モラド (赤バナナ)

アクシナタ モラド (赤バナナ)

アクシナタ モラド (赤バナナ)

アクシナタ モラド (赤バナナ)

アクシナタ モラド (赤バナナ)


バナナの木を種から実際、育ててみました!

バナナの木

こちらの観賞用のバナナの種を育ててみました。まずは、種の袋に書いてある「基本的な育て方」からお勉強です。

■育て方■

種はまく前に1〜2日間、水につけて発芽しやすくしてから、腐葉土を入れた植木鉢にまきます。苗の高さが8〜10cmになったら、直径10〜12cmの鉢に植え替えます。

バナナの木の種

種を袋から出してみました

この観賞用のバナナの品種が残念ながらつかめていないですが、思っていたよりも大きな種が登場しました。種まきをする前に、小さな鉢皿を持ってきて、その中に水をためて、全部の種をつけました!1〜2日間、この状態で待っておきたいと思います。

バナナの木の種

種の袋の説明書にも、「種はまく前に1〜2日間、水につけて発芽しやすくしてから」とありますが、やはり発芽しやすくなります。注意するべきことは、「マメ類」の種をまく際には、やめましょう。

メネデール

さらに効力が発揮させたい場合は、メネデール(水に原液を薄めたもの)の中にその種をつけておくと発根促進剤の効果もありますので、より効果的です。

メネデールは、挿し木、株分け、植え替え、種まき、苗木、球根の植付けの後に使用すると、発根、活着が良くなります。挿し木の前にこの液を薄めた水に浸けると効果大! 弱った鉢植えや盆栽、草花、庭木、観葉植物などの回復にも使用出来ます。

>>メネデールの通販はこちら!

さ〜て種まきをしてみよう!

バナナの木の種

1日半くらい水に種をつけておき、種まきの土で、小さなポットに1粒づつ種まき・種まきしました!どれくらいで、芽が出てくるのでしょう。さーてどんな感じになっていくのか楽しみです。はやく芽が出てきてくれることを楽しみにしながら、あっという間に種まき終了です。後は、たっぷり水やりをしてあげました。

新芽発見!

バナナの木の種

新芽を発見しました。写真でわかりますか?中央部分に白い新芽が出ているのが。

伸びてきました!

バナナの木の種

まだ葉っぱっぽくないですが、新芽がどんどん大きくなってきました!ただ今、土から出ている部分で5〜6cm位です。先端部分がくるんとまるまっていますので、葉っぱの展開が早そうな感じです。 もうしばらく様子を見てみることとします。

少しづつ葉っぱらしく??

バナナの木の種

葉っぱが展開してきました!新芽の先端部分がぷっくら丸まっていた部分が展開しはじめ、やや葉っぱらしくなってきました。早く双葉の状態になってくれると少しバナナらしくなるのになあと思っている今日この頃です。まだバナナっぽくはないですね。

葉っぱが開いた!

バナナの木の種

少しだけバナナらしく。丸まっていた部分の片方の葉っぱが開いてきました!まさしくバナナの葉っぱですね。あと1枚の葉っぱが開いたらバナナの双葉!?もう少し〜!

双葉の状態

バナナの木の種

大きな双葉のような感じ。もう片方の葉っぱが開いてきました!大きな双葉のような形に。今後はどんな感じに生長していくのでしょうか?楽しみです。な〜んかバナナの木に少し近づいた感じです。

だんだんバナナらしく

バナナの木の種

双葉の状態からどんどん立派なバナナの木に生長してきました。真中部分の葉っぱが丸まってきましたので、もうそろそろ開いて葉っぱが3つになりそうですね。もう少し様子を見てみましょう。

だんだんバナナらしく

バナナの木の種

前回、丸まっていた真中の葉っぱが展開して3つ葉の完成です。じょじょにではありますが、大きくなってきております。しかし、まだまだかわいいミニサイズですが・・・。 このようにして大きく育てていきます。


バナナの木の特性

原産地:マレーシア

科名:バショウ科

属名:バナナ属

花言葉:風格

植え替えをしながら大きく育てていくことで、花が咲き、実も付きやすくなります。

育てる環境や水やり

:明るい場所を好む植物

温度:冬期室内が10℃以上

:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。


解説

温度・・・越冬するための最低必要な温度

10℃以上の場所を好む=「寒さに弱い植物」であることになります。冬場、注意が必要です!!

5℃〜10℃の場所を好む=「室内であれば、ある程度の場所はOK!?」

0℃以下にならなければ良い=「観葉植物の中でも、寒さに強い植物」の意味でもあります。


難易度・・・★が多いほど、管理が難かしい。

  ★は、5個が最高


光・置き場所・・・飾る場所の参考に

明るい場所を好む植物: 窓際の明るい場所でレースのカーテンごし(直射日光を好みます。)

半日陰でも良い植物: 日中、電灯をつけないでも新聞が読めるくらいの明るさ

日陰でも強い植物: 直射日光は嫌ったりしますが、明るいにこしたことはありません。暗めの場所でもOKです。