観葉植物の植え替え

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植え替え方法

植え替え方法をご紹介!

【目次】

プラスチック鉢の植え替え方法

  • プラスチック鉢の植え替え方法
    植え替えの目安としましては、鉢底の穴よりたくさんの根が出始めましたら暖かくなってから植え替えをします。
            
  • プラスチック鉢の植え替え方法
    バナナの7号鉢植えを、ひとまわり大きめの8号鉢へ植え替えをしてみましょう。あらかじめひとまわり大きめの鉢を用意しておいてくださいね。
  • プラスチック鉢の植え替え方法
    まず、植わっていました鉢から引きぬいてくださいね。鉢底から根っこが出ていて少し引きぬきづらいかもしれません。
  • プラスチック鉢の植え替え方法
    一番下の根っこの部分を少しはぐしても良いです。植え替えた後、根が動きやすくなります。寒い時期にもし植え替える場合には、ほぐさないで直接植えこんでください。
  • プラスチック鉢の植え替え方法
    用意しておいた鉢の底には、排水性が良いように鉢底石を敷いておきます。
  • プラスチック鉢の植え替え方法
    次に観葉植物の土などの専用の土、もしくは培養土などを鉢底石の上部分に敷きます。
  • プラスチック鉢の植え替え方法
    次に植え替える植物を真中に配置し、隙間部分に土を入れてください。
  • プラスチック鉢の植え替え方法
    隙間に入れた土は、棒などでつつきますしめ固まって沈みますので、再度、土を付け足しながら、一番上部分まで土を入れてあげます。あとは水やりをしてあげ終了です。

陶器鉢の植え替え方法

  • 陶器鉢の植え替え方法
    準備するもの:植え替え用の観葉植物、陶器鉢、鉢底ネット、鉢底石、観葉植物の土、はさみ、軍手 etc.
  • 陶器鉢の植え替え方法
    鉢底に鉢底用ネットを敷きます。土が鉢底からもれだすことを防ぎます。
  • 陶器鉢の植え替え方法
    観葉植物の鉢底から根が出ていたら、はさみでカットし、プラスチック鉢から観葉植物をやさしく抜きます。
  • 陶器鉢の植え替え方法
    鉢底ネットの上に、鉢底石を敷きます。
  • 陶器鉢の植え替え方法
    鉢底石の上に観葉植物の土を敷き、やさしく2~3回、おさえます。
  • 陶器鉢の植え替え方法
    鉢から抜いた観葉植物を、真ん中に入れセットします。
  • 陶器鉢の植え替え方法
    鉢底の観葉植物の土は、植え替えの観葉植物の上部の土がちょうど陶器鉢の口から5cmほどのところになるように合わせておきます。
  • 陶器鉢の植え替え方法
    観葉植物の土部分と陶器鉢の間の隙間を観葉植物の土で埋めます。
  • 陶器鉢の植え替え方法
    隙間部分を、棒でつつき、土の部分を締めておきます。
  • 水やりスペースの部分を数センチ残しておきます。水をたっぷりあげて植え替え完成です。

どうして植え替えるの?

観葉植物などの鉢物には、2つの環境があります。それは、葉や茎からなっている上部と下部にある根の部分です。実際、楽しむ部分というのは、葉や茎・枝の部分の上部ですので、その上部には、気をくばりがちですが、実は、植物の生命線というのは、根の部分にあるということを忘れないようにしてくださいね。よくわかるのは、水をやりすぎると「根腐れ」して枯れてしまいますよね。これは、植物の生命線である根が腐ってしまったために枯れてしまったわけです。このように、根の部分にストレスをかけない快適な環境を作ってあげることで、上部の茎や葉っぱ・枝の部分がより一層生きてきます。このストレスのかからない環境を作ってあげるということが、植え替えてあげるという意味になります。

どのような時に植え替えをするの?

植え替え

鉢物の場合、基本的に鉢の中の「根が張りすぎてしまった場合=植物自体が大きくなった時」に、植え替えを行います。植物自体が大きくなるということは、鉢植えの場合、植物の生命線の根っこも長くなっていますし、根っこの量も増えています。そうしますと、鉢の中いっぱいに根っこが広がり、根っこが成長を阻害されるようになってきます。根っこは、鉢一杯に根が張っているため、根を伸ばすこともできにくくなっており、また、新しい根っこを出したくても、行き場所もないような状態になってしまっております。

根っこが成長できないということは、植物体自体も成長を阻害されることになり、枯葉が出てきたり、葉っぱの色が悪くなってくるといった症状が現れてきます。ようするに、水やりをしても、根が張ってしまっているため、上部は、十分に水が浸透するかもしれませんが、底の方まで、なかなか、水が浸透することができません。水やりをしたつもりが、上部にある根っこだけが水を吸収でき、いつまで経っても、底にある根っこは水を吸収したくてもできないってこともあるかもしれません。

植え替えを行ってあげることにより、生き生きと根っこを張ることができるようになるのと同時に、上部の葉っぱや茎なども元気になっていきます。また、水やりをしても、十分に底の方まで、水を浸透できるようになり、一石二長です。植物が根腐れしてしまった場合や、病気などで、根っこが腐ってしまった場合なども、その根っこを取り除いて、植え替えをしてあげます。

植え替えに適した時期ってあるの?

植物により植え替え時期というものがありますので、その時期になって植え替えをしてあげましょう。適した時期に植え替えをしてあげることにより、植え替え後の植物のダメージが少なくてすみます。しかし、根腐れや病気による場合の植え替えは、なるべく早めの処理をしてあげた方がいいでしょう。なるべく、その植物にとって良い場所・温度・明るさ等のある環境のもとで、行ってあげてくださいね。植物の生育度合いによって、植え替えサイクルは、さまざまです。小さめのもので、小さい鉢に植わっているものでしたら、成長期の時期をすぎたくらいから、根っこがぱんぱんであったりし6ケ月後の時もありますし、1年後という時もあります。 基本的に鉢底を見ていただいて、鉢底からあまりにも根っこが出てきているようでしたら、植え替えをするようにされてください。関東以西の地域ですと、5~6月が適期です。北海道などの寒い地域は、6~7月頃です。ちなみに樹木などは、冬の寒い時期に行います。

植え替えを行うのに揃えておきたい材料・道具

植え替えを行うための鉢

土(培養土等):なるべく、植えてあった土と同じような土を選ぶのが、BESTです。

はさみ

ベランダ等の場合は、作業用シートなど

ふるい

じょうろ

移植ゴテ

てぶくろ

などなど 

一回り大きめの鉢に植え替える?

よく「一回り大き目の鉢に植え替えてください」とありますが、「一回り大き目の鉢」とは、何でしょうか?プラスチック鉢の場合は、植木鉢の裏(底)等を見てみてください。そこには、6号とか、7号とか、○○号と書かれていると思います。1号とは、約3cmです。よって、6号の場合、鉢の直径が18cmあることを意味します。「一回り大き目の鉢に植えかえる」ということは、6号に植わっていた場合、7号の植木鉢に植え替えをしましょうという意味になります。陶器鉢植えの場合は、現在の陶器鉢よりひとまわり大きめのサイズを用意します。

なぜ一回り大き目の鉢に植え替えした方が良い理由とは?

1.植え替えたい株に対してあまりにも大きめの鉢に植え替えすることも可能ですが、植え替えの手間をはぶくために、かなり大きめな鉢に植え替えをした場合、まず、株と鉢のバランスがとれなくなってしまうという理由があります。鉢が大きく植物が小さく見え、見た目のバランスがあまり良くありません。

2.次に、大きすぎる鉢に植え替え後、水やりをすると、その植物の根っこの割合に対し、かなりの土が、そのプランターにはいっていることになり、いつまで経っても、水分がなくならず、いつまでも、根っこが湿っていることになります。そのような状態になってしまうと「根腐れ」を引き起こしやすくなるからです。

簡単な植え替え方法

1)今まで植わっていた鉢から根の部分を引き抜きます。

2)植え替えをするための1まわり大きめの鉢底には「ボラ石」や「鉢底ネット」などを敷いて、その上に土を3cm程度入れておいた鉢に、その根の部分を土がついたまま入れ、鉢とその根の部分の隙間に土を入れ、棒か何かで締め固めます。

3)植え替え後はたっぷり水を与えたら完了です。

植え替えと同時に植物をふやそう

植え替えをする際に、あまりにも株が大きくなってきていた場合は、株分けで2つ位に分けてふやすことも可能です。是非、株分けなどもチャレンジされてくださいね。