観葉植物 育て方

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取り木の方法

取り木

取り木

1)根を出させたい部分の枝(幹)を傷つけるか、下の画像のように、固い芯だけを残し、茎(幹)の枝 3~4cm位の皮をぐるりとはぎます。

取り木

2)発皮をはいだ枝(幹)の上を覆うように、根を促進させるために湿らせた水こけなどを巻きます。その水こけを巻きビニールなどで覆います。ビニールで覆う際、ビニールの上の部分に少し隙間を作っておき、給水できるようにしておきます。

挿し木

3.発根後、ビニールの包みの下の部分より枝を切り取り、ビニールをはいで、土などに植えこみます。透明のビニールで覆ってあげれば、根が発根しているかどうかが確認できるので便利です。

4.切り取られた元の木も新芽が出てきますので、安心して良いです。この方法は、フィカスなどのゴムの木などのような枝ものに適する方法といえるでしょう。

取り木の方法 動画

観葉植物のふやし方 取り木の方法

挿し木の方法

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取り木とは?

根っこを出させたい枝(幹)を傷つけたり、周りをはいだりして行います。理由として、枝の周りをはいだりすることにより、はいだり、傷つけた部分に、栄養分がたまってきて、それにより、根の発根を促進させ、苗木を作ります。

ハーブやつる性の取り木の方法は?

つる性やローズマリーなどのつる性ぎみの種類ものは、上以外の方法の取り木もできます。ブルーミングスケープの温室で、ハートカズラの長くなったつるの先端を土に埋めておいた画像です。

挿し木

地上部に出ている茎やつる・枝(幹)の部分(根を出させたい部分)を、部分的に、土に埋めてしまいます。そうすると、適度な土の湿気などにより発根が促進されます。こちらの方法の方が、幹の皮の部分をはぐ方法より簡単です。

取り木

主に、つる性やローズマリーのように地を這う種類のものに適する方法で、上の画像を見ても、つるの先端から根が出いるのがわかると思います。

取り木の時期っていつでも良いの?

観葉植物・・・5~7月ころ(寒い地域:6月ころ)

ハーブ・・・5~6月ころ(寒い地域:6月ころ)

取り木を、よりわかりやすく

取り木

取り木に適する植物を教えて!!

観葉植物・・・フィカス ウンベラータやゴムの木など

ハーブ・・・ローズマリー・タイム・セージ・レモンバーム・ミントなど

花木・・・オウバイ・ボケ・フジなど

では、実際に取り木をしてみましょう。

では実際に、取り木を行ってみましょう。こちらの木は、フィカス・ウンベラータです。

取り木

根を出させたい部分の枝(幹)を傷つけるか、左のように、固い芯だけを残し、3~4cm位の皮をぐるりとはぎます。

取り木

次に水に十分、湿らせた水苔を傷をつけた部分に覆い、その上をビニール袋で覆います。

取り木

では、用意しておいたビニール袋でおおいましょう。上部分と下部分をとめてくださいね。

取り木

このような状態にして発根するまで待ちます。ビニール袋はやはり透明にしておいた方が発根状況がわかりやすいですよ。

取り木

発根したら、こんな感じになりますので、幹からカットし、別の鉢に植えて育ててくださいね。

取り木

挿し木の場合は、根が出ていないも枝を土に挿し発根をうながしますので、根が出ないものもどうしても出てきたりします。取り木の場合は、根がこの状態で出てきているため、土に戻した取り木処理後の枝は挿し木よりも育ちやすくなります。

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