パンジーの種の採り方(人工授粉)とクリスマスローズの花色変化
パンジー
クリスマスローズ
八重のパンジーの種の採り方・クリスマスローズの色の件
今年こそ種を採りたいと思っておりますが、何時が良いのか。又受粉方法は筆でしょうか?
クリスマスローズ、昨年は白だったのですが、牛糞堆肥を追加した為か、濁った赤系の裏に、中はグリーンぽい感じ。
気になっていたら今日は白が咲いてくれました。栽培方法教えて頂けたらと思います。
クリスマスローズの花色について
Re: クリスマスローズの色の件
クリスマスローズですが花と葉の感じがニゲルっぽいので、これは白い花が咲き進んでこの色になったんだと思います。
画像の白い花も咲き進めばおしべが落ちてネクタリーも落ちて、だんだんこの色になっていくはず…。
種を取らないなら色が褪せてきたら種さやを切るか花首から切ってしまっても良いと思います。
パンジーの種の採り方(人工授粉)
Re: 八重のパンジーの種の採り方・クリスマスローズの色の件
写真のパンジーはフリズルシズルのブルーですね。八重咲きではなくてフリルが強く入っているだけですけれど。
種採りは開花中ならいつでも可能です。ですが寒いうちは種の成熟に時間がかかりすぎるのと、株が小さいうちに種をつけさせると株が弱ってその後の花つきが悪くなるということになっていますから、種採りは今からするのがお勧めです。
最も簡単なのは放っておいて勝手に種をつけるのを待つことですが、この方法の問題点はもちろん交配のコントロールが効かないことですね。パンジー・ビオラはよく自家結実しまして、経験的にはざっくりとですが自家受粉が起きているのは8割ほどで2割は他家受粉になっているように感じます。自家受粉は何代も続くといくらパンジー・ビオラでも性質が劣化するので、やはりここは積極的に介入=人工授粉を行う方向をおすすめします。人工授粉をするとして最も堅い組み合わせは、別系統の同系色のもの間での交配です。どちらを花粉親・種子親にすると花形・花色の形質が影響を受け易いか・・という話もあるのですが、長くなるので割愛。フリル咲きは多分優性で遺伝させやすいので案外適当でも大丈夫です。2代目だって所詮はパンジー・ビオラの範疇を越えるわけないですから。
同品種間でも交配を望む場合でもフリズルシズルはF1(雑種第1代)なので全く同じ2代目が作れる保証はないですし、逆からみればF1なので近交による劣化を心配する必要も少ないとは思いますが、できたら同品種異個体間で交配して少しでも劣化のスピードを遅くする努力をした方が安心できます。
1個体での自家受粉は最後の手段ですが、フリズルシズルでしたらF1であること、そうでなくても初めの1,2代なら劣化も顕著ではないので恐らく大丈夫です。 【種子親×花粉親の順番】で、
●フリズルシズル・ブルー×フリズルシズルブルー
●フリズルシズル・ブルー×フリズルシズル・ホワイト(咲き始めが白で後から青色が乗ってくるタイプ)
●フリズルシズル・ホワイト×フリズルシズル・ブルー
●ムーランフリル×フリズルシズル
●フリズルシズル×ムーランフリル あたりができるはずです。
フリズルシズル・イエロー&ブルースワールもあるのですが、こちらは色の再現が難しいので一応除外します。
同品種間でも交配を望む場合でもフリズルシズルはF1(雑種第1代)なので全く同じ2代目が作れる保証はないですし、逆からみればF1なので近交による劣化を心配する必要も少ないとは思いますが、できたら同品種異個体間で交配して少しでも劣化のスピードを遅くする努力をした方が安心できます。
1個体での自家受粉は最後の手段ですが、フリズルシズルでしたらF1であること、そうでなくても初めの1,2代なら劣化も顕著ではないので恐らく大丈夫です。 【種子親×花粉親の順番】で、
●フリズルシズル・ブルー×フリズルシズルブルー
●フリズルシズル・ブルー×フリズルシズル・ホワイト(咲き始めが白で後から青色が乗ってくるタイプ)
●フリズルシズル・ホワイト×フリズルシズル・ブルー
●ムーランフリル×フリズルシズル
●フリズルシズル×ムーランフリル あたりができるはずです。
フリズルシズル・イエロー&ブルースワールもあるのですが、こちらは色の再現が難しいので一応除外します。
Re: 八重のパンジーの種の採り方(受粉の実際のやり方)
パンジーの受粉方法は筆ですか?のお答え
先の細い尖ったもの(白金耳とか尖ったピンセットとか、爪楊枝、竹串でも)で蜜口付近に貯まった花粉をかきとって、めしべの柱頭の先になすりつけます。めしべの先をこじ開けて中に花粉を無理やり放り込むような感じにしなくても、柱頭の先に花粉をそっと乗せるだけで大丈夫みたいです。
ひとつの花の中ではめしべの成熟がおしべの成熟より先に来ますから、咲いてすぐの(1、2日の)花の柱頭に、咲いて3、4日の花の花粉を受粉するようにすれば、未受粉の柱頭である可能性が高いので望まない交雑の可能性を減らせます。正しく受粉できていれば他の花粉が後からついても受精する可能性は少ないです。
交雑が心配な場合は、花びらをむしりとってしまって虫のとりつく足場をなくす、花を不織布で覆う、といった方法もありますが、一番下の花弁だけ残しておいてそこに貯まった花粉を次の花に受粉させる、という折衷案もあります。
Re: 八重のパンジーの種の採り方・クリスマスローズの色の件
powerrangerさまへ
八重でなくフリル咲きでしたのですね、思い込みが強すぎた(勘違い!)丁寧な回答ありがとうございました。人工授粉、是非試してみたいと思います。
ぽてぽてさまへ
クリスマスローズ、堆肥を足した為ではないのですね。ありがとうございました。昨年暮れ、蕾が出始めた時に堆肥を入れて植え替えをして、咲いたのが白では無く裏からみるとピンクぽくて…と思案してましたが、白が咲きホッとしたものの、何がどう間違っていたのか知りたくて投稿、安心しました。
ひとこと解説
パンジー・ビオラの人工授粉は、先の細いもの(爪楊枝や竹串など)で花の蜜口付近にたまった花粉をかき取り、別の花の柱頭にそっとのせるだけで行えます。1つの花の中では雌しべの方が雄しべより先に成熟するため、咲いて1〜2日の若い花の雌しべに、咲いて3〜4日ほど経った花の花粉をつけると、意図しない交雑を減らせます。株が小さいうちに種をつけさせると花つきが悪くなることがあるため、種採りは株がある程度充実してから行うのがおすすめです。
一方、クリスマスローズの花色が咲き進むにつれて変化するのは、肥料や堆肥が原因ではなく、開花後に雄しべや蜜腺(ネクタリー)が落ちていく生育段階の自然な変化であることが多いです。白い花も日数が経つと徐々に色づいていく品種があります。
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