観葉植物 育て方 Q&A

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マツリカ(ピーカケ、ピカケ)が蕾で枯れる|育て方 Q&A


マツリカ(ピーカケ、ピカケ)

育て方 Q&A


マツリカ(ピーカケ、ピカケ)が蕾で枯れる 投稿者:つくばおやじ 投稿日:2016/07/19(Tue) 09:07

初めまして。昨年購入し、大き目の鉢(直径20pほど)に植え替え、昨年は元気に咲いていたピカケなのですが、今年は、6月頃の花のシーズンになり、沢山のつぼみが次々に出てきていますが、全て(例外なく)花芽(まだ蕾が出てくる前)の根元から、茶色くなり枯れてしまいます。葉や枝は元気な様子で、高さ40pほどに成長しています。まだ、1輪も花は見れません。7月中旬の今は、花芽は40〜60個位は付いていますが、つぎつぎに茶色くなり数日で萎れて枯れてしまいます。とても残念です。

 葉は枯れてきません。花芽だけが、茶色くなり枯れてしまいます。育場所は、マンション3Fのベランダ。ベランダの縁の高さ-20p、南西向き。 水やりは、今のシーズンだと、日没後と、朝にやっています。

参考:昨年秋〜冬、越冬の為、屋内の窓際で育てていた際、カイガラムシ? 白く飛ぶ小さな虫、が飛んできて、葉の裏にかなり着いたので、殺虫剤を何回か散布しました。春以降、屋外(上に書いた場所)に移した後は、これらの虫は観察されていません。 アドバイスいただければ幸いです。


Re: マツリカ(ピーカケ、ピカケ)が蕾で枯れる 投稿者:ふら 投稿日:2016/07/19(Tue) 22:21

まず根詰まりを起こしていないでしょうか。根元の土を少し掘って確認してみてください。 肥料はどんな種類をどのように与えていますか?

水やりは「日没後と朝」ということですが、その間、用土がからからに乾いているということはありませんか?
日中水やりを行ってはいけないというのは誤りで、乾きすぎていたら時間を問わず水やりを行う必要があります。用土の温度を実際に測ってみれば分かりますが、炎天下に水やりを行った場合、鉢内の温度は水やりの前より下がり、時間が経ってもお湯になることはありません。どうしても心配なら、水やり後に日陰に移動させればいいでしょう。

場所はベランダということですが、日照条件はどうでしょうか。直射日光が当たる、何かの陰になって直射日光は当たらないなど。


Re^2: マツリカ(ピーカケ、ピカケ)が蕾で枯れる 投稿者:つくばおやじ 投稿日:2016/07/20(Wed) 09:03

コメントありがとうございます。 鉢の周囲部分まで、まだ、根っこが広がっていないので、根詰まりは生じていないのでは、と判断しております。しかし、このままどうしようもなければ、一度、掘り出して、鉢、土を変えても良いかなぁとも考えております。その際、根っこの状態の確認ができますものね。

鉢は大き目で、下から、鉢底石、赤玉少し、腐葉土、市販プランターの土、という順です。 肥料は、固形の遅効性のもの鉢の外周に沿って大玉を10粒ほど、液肥は2〜3週に一度、水やりと一緒にという感じです。

用土が乾燥して居る事はありません。鉢の縁近くの土に、指を突っ込んで湿り気を確認していますが、からからに乾燥してしまう事はありません。表面の土が乾いたかな? という感じです。2pほど掘ると、黒くなっており湿度はある程度保たれています。逆に、根腐れが生じていないかを心配している位です。しかし、枝がずんずん伸び、葉もきれいな若葉色で大きく育っているので、水は吸っていると判断しています。

日照条件は、12時前頃から陽が当たり始め、日没まで陽に当っています。(南西のため)このピカケは、一番外側に置いているために、今だと、かなり強く陽が当たっています。

鉢の温度が上がり過ぎという事、そのために根が傷むという現象は勉強させていただいているので承知しており、そのために、素焼きの鉢を使っています。素焼きだと、水が鉢の周囲から微妙に蒸散するため、プラスチックポットに比べて、鉢の温度は、比較的低い状態に保たれます。鉢の横面には陽が当たりません。鉢の温度はそれほど上がっていません。

 同時に2つ購入したピカケのもう一方は、成長が遅く、枝も、質問に出しているものの半分ほど、葉も1週間〜2週間で枯れて落ちてしまいますが、次々に新しい葉が出ており、また、少な目ですが、毎日3〜5輪ほど花が咲いています。昨年の植え替えも、土も、鉢の大きさも、質問したピカケと同時に、一緒に行ったのですが、両者の違いが理解できません。 アドバイスありがとうございます。



Re^3: マツリカ(ピーカケ、ピカケ)が蕾で枯れる 投稿者:ふら 投稿日:2016/07/20(Wed) 14:25

> 下から、鉢底石、赤玉少し、腐葉土、市販プランターの土

鉢底石・赤玉土・腐葉土・市販プランターの土を地層のように分けて入れているということでしょうか。その方法は試したことはありませんが、一般的な植え方とは大きく異なっていることは確かですね。普通とは違う症状が出た場合、普通の育て方とは違う点が原因であると疑った方がいいと思います。

鉢底石の部分はいいとして、市販のプランターの層には根が張れても、その下の腐葉土の層には根が伸びられないという可能性がありそうです。それぞれの用土では保水性や乾燥速度も異なります。 また「市販プランター用土」の品質はばらばらです。私の使用したものの中には、そこそこの価格であっても水はけに問題があるものもありました。 私なら赤玉土主体の用土を用います。

> 一度、掘り出して、鉢、土を変えても良いかなぁとも考えております。

一般的ではない用土・植え方で不都合が生じたわけですから、普通の用土・植え方を試してみる価値は大いにあると思います。 ただし、慣れていれば盛夏の植え替えも問題ありませんが、慣れていないと衰弱させてしまう可能性もあります。 ご注意ください。

> 素焼きの鉢を使っています。

釉薬が掛かっていない(あるいはほとんど掛かっていない)鉢には低温で焼かれた素焼き鉢、やや高温で焼かれた駄温鉢・朱温鉢・テラコッタ鉢などがあります。 この中で素焼き鉢を使っているということでしょうか。 素焼き鉢は確かに通気性はありますが、用土が乾きやすく、ベランダ栽培にはやや不向きのように感じています。 私は着生植物など、特に乾燥に強い植物のみに用いています。

もう一鉢の方は元気に咲いているとのことですが、「葉も1週間〜2週間で枯れて落ちて」という症状はやはり正常ではないと思います。 一枚の葉の寿命は、もっとかなり長いはずです。

> 肥料は、固形の遅効性のもの

緩効性肥料ではなく、遅効性の油粕などでしょうか。 十分に発酵が進んだもので、窒素以外にリン酸・カリなども含まれているものなら問題ないと思います。 しかし発酵が不十分であると根が傷む可能性もあります。

ご参考までに私の栽培方法を書いてみます。もちろんこれのみが正しいというわけではありませんが、少なくともこれで不都合は生じていません。

用土は赤玉土:腐葉土=7:3を混ぜたもの、あるいは赤玉土のみ。 水やりの目安は、夏は用土の表面がほんの少し白っぽく見え始めた時点です。 私の使っている用土の場合、表面が乾いて少し掘ってみて湿っているという状態では乾かしすぎです。 根腐れは水の与えすぎではなく、水はけの不良により根が呼吸困難になった時に生じます。 水はけのよい用土を用いている限り、また夏であれば、絶対とは言えませんが根腐れはまず生じないと思います。

鉢はプラスチック鉢。 日光の当たる場所に置いていますが、用土の温度が上がりすぎて不調になったという経験はまったくありません。 肥料は緩効性化成肥料を用いています。


Re^4: マツリカ(ピーカケ、ピカケ)が蕾で枯れる 投稿者:つくばおやじ 投稿日:2016/07/21(Thu) 06:01

アドバイスありがとうございます。 教えていただいた土に換えてやってみようと思います。 根腐れを心配したのは、他の植物(ラベンダーなど)が枯れてしまったからで、それ以来、鉢の底の水抜き(水の排出)に神経質になって居ました。 表面が乾いたら水やりOKということで、そのようにしてみようと思います。 また、結果を書き込ませていただきますね。 ありがとうございます。


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