観葉植物 育て方 Q&A

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クワンソウとへメロカリスの違い|育て方 Q&A


クワンソウ

育て方 Q&A


クワンソウとへメロカリスはちがう? 投稿者:クワンソウ 投稿日:2015/01/20(Tue) 11:34

沖縄で食用として栽培されている「クワンソウ」というへメロカリスによくにている花があると知りました。クワンソウ茶などもあるそうです。(英語では一日花なので、デイリリーだそうです)。 写真ではへメロカリスにそっくりなのです。

ただ、へメロカリスの花色はたくさんありますが、クワンソウはオレンジ色でした。クワンソウとへメロカリスはちがうのでしょうか?それとも、クワンソウの園芸種がへメロカリスになったのでしょうか?

Re: クワンソウとへメロカリスはちがう? 投稿者:ばんざいうさぎ 投稿日:2015/01/20(Tue) 18:00

クワンソウが沖縄で食材として食用・お茶として飲用されるのは琉球の時代からの中国や、台湾との交易の影響が強い土地柄の様ですね。

沖縄のクワンソウと全く同じ種類なのかまでは解りませんが、中国では同じ属の「萱草」と呼ばれるものの蕾が高級食材に、別名の金針で「金針花茶」と呼ばれるお茶が飲まれています。特にお茶は今でも中国からもたらされた物が一般に好まれ飲まれていますよね。沖縄の「サンピン茶」も、元々は中国のジャスミンティーの事なのですが、ジャスミンティーが大好きな私が沖縄で飲んだサンピン茶は私の知る味とは少し違っていて、疑問に思い調べてみたところ等級の低めな物を沖縄が輸入してきて、サンピン茶として売っているようです。

沖縄でクワンソウがディリリーと呼ばれるのは沖縄がアメリカに占領されていた時の名残で園芸種のヘメロカリスと「同じ属で花が良く似ている」ことからなんでしょうね。また、沖縄旅行をしていてアメリカ原産やアメリカ経由の帰化植物が沢山生えていることにも驚きました。

古くから外国とのお付き合いのある地域だと、文化や習慣にもその国の影響を強く受けることも多く今でも残っていますよね。私の住む北海道も、明治からの開拓時代にアメリカの強い影響を受けいますからアメリカ原産や経由由来の帰化植物が輸入種子や飼料に混ざってきて野に多く生えていますし、北海道の農業・酪農はアメリカ式なので、昔から農作物などや農耕具、酪農家の食習慣などにアメリカ由来の言葉(英語そのままでは無く、訛って地元の言葉に変化してたり)などが今でも結構残ってますよ。



Re: クワンソウとへメロカリスはちがう? クワンソウはヘメロカリス属の一種 投稿者:ふら 投稿日:2015/01/20(Tue) 12:34

クワンソウの和名はアキノワスレグサ(学名はHemerocallis sempervirens)。学名から分かる通り、ヘメロカリス属(Hemerocallis)に属します。 ヘメロカリスという名称はノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)、アキノワスレグサなどの原種、およびヘメロカリス属の交配によって作り出された園芸品種の総称。 つまりクワンソウ(アキノワスレグサ)という原種はヘメロカリスの一種ということになります。

しかしどちらかというと「ヘメロカリス」という名称は、最後の「ヘメロカリス属の交配によって作り出された園芸品種の総称」として用いられることが多いかもしれません。 交配親にはヘメロカリス属の複数の原種が用いられています。デイリリー(day lily)という英名もヘメロカリス属の総称として用いられます。


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