クロトン｜育て方 Ｑ＆Ａ

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育て方 Q&A

成長点が折れたクロトンの対処方法

こんにちは。知人から50センチくらいのクロトンを頂いたのですが、成長点が折れてしました。ここ数ヵ月、新しい葉っぱが全く出てきません。 このままずっと大きくならないのでしょうか?何か対処法はありますか? 宜しくお願い致します。

クロトンは、挿し木もできますし、たまにお土産などで、葉がついていない木だけで売られているのも見かけたりするくらいなので、おそらく、また、別の場所から芽が出てくるかと思います。

そのまま水やりをしながらやや明るめな場所で様子を見られると良いかもしれません。

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クロトンの植え付けについて

昨日のことなんですが、クロトン・エクスキュランス(赤葉)というミニ観葉を３鉢、家族が買ってきてくれました。(６センチプラ鉢)
クロトンはだいぶ前に育てたことがあるのですが、あまりうまく育てられなかった記憶があります。

もらいものということもあり、なるべく大事に育てていきたいとは思うのですが…

まず、今の時期に植え付けてだいじょうぶでしょうか？
できれば３鉢まとめて一つに植えたいと思っています。

あと、これからの管理方法でポイントがあれば教えてください。寒さに弱いというのは知っているのですが…

今はまだエアコンやストーブをつけておらずホットカーペットのみで、室内は(19時時点)１８℃くらいです。ビニールをかぶせるとよい、というのも読みましたが、どういう風にやればよいのでしょうか？

クロトン自体の高さは２０センチくらいです。あまり寒さに弱いものを育てたことがないので、「絶対やってはいけないこと」なども教えて頂きたいです。よろしくお願いいたします。

>「絶対やってはいけないこと」なども教えて頂きたいです。

それは低温にあわせることです。クロトンの仲間は亜熱帯性の観葉植物のなかでも特に寒さに弱いです。 最低温度は15度以上に保つ必要があります。

日光も大好きですが、温室でもなければこれは無理なのでできるだけ明るい場所に置きます。高さが20cmであれば段ボール箱か発泡スチロールの箱を加工して保温箱を作ることもできます。

昼間は温度が上がり過ぎないように開けておきます。夜間、気温が下がってきたらビニールなどで密閉して保温につとめます。 それだけでは温度が保てない場合は電気ヒーターなどで暖房します。

50〜100ワット程度で十分です。できれば自動温度調節器を併用するのが安全ですね。

クロトンには園芸品種が多く、品種によって耐寒性にかなり差があります。いちろうさんが書いていらっしゃるように一般に寒さには弱いのですが、アオキバクロトンのように7℃くらいまで耐えるものもあり、また私の環境では（水をかなり控えめにして）3℃くらいまで問題が生じなかった品種もあります。

とにかく問題なのは明け方近くの「最低」気温ですね。

エクスキュランスという品種を検索しても、1件しかヒットせず、詳細は不明ですが、低温に弱いと考えておいた方が無難かもしれませんね。

もしどうしても、気温を維持できなければ、水をかなり極端に控えてしまい、強制的に人工的な休眠状態にしてしまうという荒業もあります。

これはある熱帯植物の生産者さんに教わった方法なのですが、実際にやってみるとかなり有効で、我が家のような低温の環境でも楽に越冬させることのできる品種も多いようです。

しかし慣れていれば加減が見極められるのですが、慣れないと難しいかもしれないので、保温できればそれに越したことはありません。

> ビニールをかぶせるとよい、というのも読みましたが、どういう風にやればよいのでしょうか？

植物用、あるいはペット用のヒーターで加温しない限り、ほとんど保温効果は期待しない方がいいでしょう。試しにビニールの内と外で明け方近くの気温を測ってみると、本当に保温効果があるのかどうか分かりますよ。

ヒーターを使う場合は熱帯魚用の水中で使うものは絶対に使用しないでください（危険です）。オカヤドカリ用などのヒーターが手ごろな価格で販売されていますね。

> まず、今の時期に植え付けてだいじょうぶでしょうか？

根鉢をまったく崩さないような植え付けなら不可能ではありませんが、やめておいた方が無難でしょうね

ふらさま
いちろうさま

いつもご回答ありがとうございます。

クロトンの種類は、こちらのディクショナリーのクロトンアカ(トビバクロトン) と似ていて、黒っぽい濃い緑の葉の真ん中に黄色や赤の筋がはいるものです。

ヒーターは持っていないので、ペット用のを見てこようかと思うのですが、ホットカーペットみたいなタイプのものですよね？人間用のホットカーペットとは温度がちがうのでしょうか？


とりあえず今日は段ボールにビニールかけ、でやってみます。密閉ということはビニールに空気穴とか必要ないんですね？

> 人間用のホットカーペットとは温度がちがうのでしょうか？

「オカヤドカリ ヒーター」で検索すると25〜45℃くらいの温度設定ができる商品がありますね。人間用のホットカーペットは25℃のような低い気温には設定できないような気がします。

ただしペット用の商品は本来の使用目的とは異なるので、安全性などに問題がある可能性もあります。植物用の商品もいろいろあると思うので、より安全性が高く、経済的なものを探すといいでしょう。

> 密閉ということはビニールに空気穴とか必要ないんですね？

これに関してはいちろうさんのご意見なので、いちろうさんの書き込みをお待ちください。

ビニールで密閉して外気を遮断するとゆうことですから隙間なくです。ただし、日中は温度が上がってしまうので必ず開けていないといけませんよ。

電気ヒーターはいろいろ利用できますが、箱の容積が小さい場合は熱量の小さいものが使いやすいですね。100ワットなら「ひよこ電球」とゆう便利なものがあります。

はだか電球とおなじ形ですが光は出さずに熱を発生します。取り付け加工も簡単です。そのほかにも鍋料理の保温用に使う「ホットプレート」も100ワット程度ですから使えます。

どちらの場合も水ぬれしないように注意が必要です。鉢に水やりをするときは外に出してからのほうがいいですね。

気温がまだ極端に低くなっていないとこれでも温度が上がりすぎることがあります。植物のためには温度調節器を併用するのがいいですね。

私は長いこと熱帯魚用の温度コントローラーを利用しています。これに「ふとん乾燥機」をつないで1坪ほどの設備を14度以上に確保できるようにして暖房しています。

ふらさま
いちろうさま

お二人ともありがとうございます。

今日、うちのホットカーペット(人間用)の説明書を見てみたのですが、
強→４５℃
中→３５℃
と表面温度(参考)と書いてあり(なぜか弱については書いてなかったのですが)、試しにホットカーペットを弱にして段ボールをのせて、中に温度計を置いて測ってみたところ、２０℃でした。手で箱の裏を触ってみてもほとんど暖かさは感じませんでした。

ホットカーペットなら広さもあり、コスト的にもそれほどかからないので、夜つけっぱなしでも構わないのですが…危険でしょうか?
エアコンをタイマー運転した方が安全(枯れる確率が低い)でしょうか？

クロトンだけでなくアロカシアなどもいくつかあるので、寒さに強くないものは全部置けそうではあるのですが…

すいません。投稿してから気づいたので追記します。

実際段ボールに鉢をいれて５〜６時間置いてみたのですが、鉢皿(鉢全体も)は熱くもなってなく、体温よりは確実に低く「冷たくはない」という程度でした。床置きの鉢よりかは暖かいですが…

> ホットカーペットなら広さもあり、コスト的にもそれほどかからないので、夜つけっぱなしでも構わないのですが…危険でしょうか?

鉢底に接する部分が15〜20℃くらいに（できれば気温もそれくらいに）保てているのなら、植物にとっては十分安全な環境だと思います。

しかしメーカーの想定している使用法の範囲外になるので、私からその方法をお勧めするわけにも行かない、ということでどうかご了解ください。

また真冬はかなり冷えるかもしれないので、加温だけでなく保温にももっと気を使う必要があるかもしれません。前にも書きましたがビニールシートにはほとんど断熱効果はないので、何か断熱効果のある素材（梱包材や毛布など）で包む必要があると思います。

ふらさま

ご回答ありがとうございます。

室温はできるだけこまめにチェックしてみます。 今朝みたときは２０℃ありましたが、明け方にもみてみます。

包む、というのは鉢それぞれにやった方がいいのでしょうか？

段ボールに支柱をたてて上からなにかかけようかと思ってたのですが、毛布って結構重いのでしっかり枠組みしないとあぶないですよね。

断熱できる素材のもので、比較的手に入れやすいものってどんなものがありますか？
梱包材というのはプチプチとは違うものですか？

クロトンとアロカシアなど、合わせてもそれほど鉢数は多くないですよね。ご面倒ではないのなら、毎晩すべてを大きな段ボール箱などに入れてホットカーペットの上に乗せ、その上から毛布などを掛けてしまえばいいのではないでしょうか。

葉っぱのてっぺんまで全部がすっぽり入るような大きな段ボール箱という意味です。

毛布の代わりに「プチプチ」でも、発泡スチロールのパネルのようなものを組み合わせてもいいでしょう。入手できれば大きなトロ箱（発泡スチロールの箱）を逆さにしてかぶせる手もあります。

古いセーターや衣類など、保温効果のあるものはたくさんあると思います。いずれも一鉢ずつ包むのではなく、全体を覆うようにします。

言うまでもありませんが、熱源と接する底面には発砲スチロールなどの断熱材を敷かないようにしましょう（効率が悪くなります）。
足温器のような小さなホットカーペットと保温材を組み合わせれば、電気代もあまり掛からないでしょうね。

もし熱源の効率がいいようなら、さほど保温材に気を配る必要はありません。その場合はビニールシート1枚でも効果があります。

ただし前に書いたように、メーカー保証外の使用法になる場合はお勧めはできません。またくれぐれも事故に気を付けて、（嫌な言葉ですが）自己責任ということでお願いします。

ただし、上記の方法ではご面倒でも毎朝取り出す必要があります（光を必要とするため）。小さなビニールハウスのようなものと園芸用のヒーターを購入した方が手は掛かりませんね。

> 今朝みたときは２０℃ありましたが、明け方にもみてみます。

関東では今日は比較的暖かかったですよね。問題になるのはやはり、1〜2月の明け方の最低気温です。

ホットカーペットの上に箱を置くとか、エアコンをつけっぱなしにして保温するとゆうのはもちろん可能ですが。問題は効率とコストですね。

箱の中で熱を発生させるのか外から暖めるのかの違いですね。電気代に苦労しないほどの余裕ある生活レベルならいずれをとってもいいのですけどね。

植物を入れた箱、あるいはビニール温室(ワーディアンケース)の中だけを暖房するほうが圧倒的に低コストですみます。50リットルとか100リットルだけの空気を暖めればいいので。

私は庭の温室(6坪)の内部に3坪ほどのビニールで囲ったスペースを作っています。ここには中温性のものを。

さらにその内側に1坪のビニールフレームを作って電気で暖房します。ここには高温性のランなどをいれています。

そこで温まった温度は少しづつ逃げていきますから「中温性」のスペースもわずかに暖まります。それより外は無暖房ですから外気とほぼ同じ。

真冬のいちばん寒い時で、1坪の暖房スペースは14度、3坪のところは5度、暖房のない場所は外と同じで0〜−3度です。植物の耐寒能力に合わせて場所決めをしています。

温室全体を電気で暖房するとなるとたいへんな費用がかかりますが、必要なところだけ最小限の暖房なら貧乏な私にも可能です。

幸い、呂さんはたくさん育てているわけではないので室内で、簡単な箱暖房で十分に冬越しできるでしょうね。段ボール箱か発泡スチロール箱ならスーパーでただでくれます。

プチプチのビニールも廃物利用できますからコストはかかりませんね。暖房器具ですが、今の時期にはホームセンターなどの園芸用品売り場に行けばたくさんの器具が置いてあります。

園芸専用のものは少量生産のため割高ですが面倒なことは考えたくないとゆう人には便利ですね。

いちろうさま

ご回答ありがとうございます。

ホットカーペットに関しては誰かが起きている時はほとんどついている状態なので、深夜のみ植物の為につけることになるのですが、１畳分なのでそれほどコストはかからないようです。

それよりも新たに電気製品(植物用のヒーターなど)をいれるとなると電源とスペースの問題があるので…。


> 幸い、呂さんはたくさん育てているわけではないので室内で、簡単な箱暖房で十分に冬越しできるでしょうね。

幸いというか、不幸というか…
結局スペースがないのであまり数を育てられないというのが現状です。

賃貸なのでオーナーがしょっちゅうチェックしにきたりしますから、ベランダくらいしか外に置くスペースがないのです。玄関外に置くと来る人来る人がいろいろ言うのでそれも面倒で。

結果ほとんど観葉植物は家の中に置くことになるので、植物にもあまり良くない環境だったりします。私自身はもっと種類を増やしたり、植物優先の環境づくりをしたいのですが、一人暮らしではないので、家族に非難されながら育てています。

すいません、質問からはだいぶ脱線しましたがそういうわけで、ホットカーペットを利用する、という方向で家族の了解を得たわけなんです。

ふらさま

連日本当にすみません。

今は鉢数にすると、アロカシアが５鉢とクロトンです。 アロカシアは４〜５号くらいの鉢で。他にもアグラオネマとかカラテアなんかもいるんですが… それらを合わせても半畳くらいでしょうか。

段ボールは背の高いものを用意すればよかったんですね、今使っているのが鉢の高さくらいしかない低いもので…
ちょうどファンヒーターの箱があるのでそれを使ってみます。

> 毛布の代わりに「プチプチ」でも、発泡スチロールのパネルのようなものを組み合わせてもいいでしょう。

すっかり勘違いしていたので、なんとかできると思います。段ボールで床と壁をつくって、天井部分を断熱材で、全体すっぽり保温、ということでいいでしょうか？
本には「支柱をたてて毛布を…」なんて絵つきで書いてあったので、それしか考えてませんでした。

> その場合はビニールシート1枚でも効果があります。

それは上部も温度が保てるようなら、ということでいいでしょうか？

> またくれぐれも事故に気を付けて、（嫌な言葉ですが）自己責任ということでお願いします。

はい、もちろんです。わたしも「自己責任」という言葉を使いたくなくて先ほどは書かないでいたのですが、それは承知の上でやります。

> 小さなビニールハウスのようなものと園芸用のヒーターを購入した方が手は掛かりませんね。

そうなんですよね。ただ、さきほどいちろうさんへの返信にも書きましたが、とにかくスペースがなく、電源に関してもうるさく家族に言われるので、温度を保つ為にはこれが一番文句がでないかと。

> 問題になるのはやはり、1〜2月の明け方の最低気温です。

しばらく様子を見て、真冬に温度が保てなさそうだったり、手がかかりすぎる、とかになったらビニールハウス＋園芸ヒーターにしてみるかもしれません。

アロカシアは今年初めて挑戦したのですが、グリーンベルベットとメタリカがまだ新芽をだしているのと、急に寒くなり、クロトンがやってきたりで、なんとか寒さ対策を練らねば、とちょっとパニックになっていました。理解力不足で済みませんでした。

それなら、ホットカーペットに箱を載せたまま全体をビニールなどでくるんでしまう手もありますね。要は暖かい空気を逃さなければいいんですよね。

私はホットカーペットを使ってないのでよく分かりませんが、じっと座っていると暖かいけど開放した状態では暖かくないですね。電気の使用量が少ないのなら電気代は心配しなくていいんでしょうね。

> 段ボールで床と壁をつくって、天井部分を断熱材で、全体すっぽり保温、ということでいいでしょうか？

段ボール自体にも断熱効果があるので、それでも大丈夫でしょう。
側面を断熱材で覆うことができれば（あるいは側面まで覆うように毛布などを掛ければ）、さらに効果的です。

> それは上部も温度が保てるようなら、ということでいいでしょうか？

はい、その通りです。

ふらさま
いちろうさま

お二方とも本当にありがとうございました。

とてもくわしく教えていただいたので、頑張ってみます。

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解説