サンセベリアに酷でしょうか? 投稿者:
でら 投稿日:2008/09/08(Mon) 09:48 いつも質問させてもらっています。
先日、どなたかの質問でひょろひょろのサンセベリアの質問が出ましたが、私も同じ様な悩みがありますので質問させてください。
5年ほど前に購入したサンセベリアです。トラノオという物です。
当初は葉が8本程度付いていたのですが、15本ほどに増えたので、今年の春に3つに株分けをしました。株分けと言っても、鉢から出してみた所3株が一緒に植えてあったので別々にしたというだけで、地下茎を切ったりというわけではありません。
土から出ている高さが50−60センチはあるのですが、葉の根元の幅が1センチくらいしかなく、上部の重さを支えきれず、倒れてしまいます。株分けの前からそうでした。
ここで他の方の質問を見て、日光不足だとわかり、9月に入り、ベランダに出しました。南西の日当たりの良い場所です。レース越し日差しの室内から室外に出してしまって大丈夫でしょうか?あと、日の当たりが2倍以上になると思うのですが、今までの倍の頻度で水あげをすればいいでしょうか。
肥料はたまに他の植物にあげた時に余ったものをあげる程度です。観葉植物用の置き肥も家にあるのですがやっていません。置いておいた方が良いでしょうか?
Re: サンセベリアに酷でしょうか? 投稿者:
cactus 投稿日:2008/09/08(Mon) 18:12 置き場所を変える場合は、急に直射日光に当てる事は良くありません
から、徐々に光線に慣らすようにし、最終的には直射日光が当たるよ
うにします。急に環境を変える事は避けた方が無難ですね。
日当たりが2倍になったら水の量も2倍になるかですが、そのような
事は絶対にありません。サンセベリアの場合は根が多肉質ですから、
水を基本以上に与え過ぎると必ず根腐れを起こし枯れてしまいます。
サンセベリアはリュウゼツラン科の観葉植物ですが、先ほども書いた
ように根が多肉質ですから、水管理はサボテンと多肉植物の方法と同
じようにした方が失敗は少なくなります。
年間を通して日当たりの良い場所に置きますが、真夏は光線が強烈で
すから、真夏だけは直射日光が当たらないようにします。
生長期は4〜9月で、鉢土が乾いたら与えます。ここで注意して欲し
いのですが、鉢土が乾いたらとは鉢土の表面が乾いたらと言う事とは
違います。鉢土とは鉢に入っている全ての土を言います。
10〜翌年の3月までは休眠期で、気温が8℃以下になったら断水を
して強制的に休眠させてしまいます。
休眠方法には2種類あり、10月に入ったら断水をして室温が5℃以
下にならない場所で管理をする方法。もう一つは鉢から抜いて全ての
土を落とし、根だけを包まないで本体だけを新聞紙に包んで暖かい室
内で保管する方法です。もし冬場に水遣りをすると、室温を15℃以
上を維持させる必要があります。それ以下で水遣りをすると根腐れを
起こして枯れてしまいます。
肥料ですが、与える時期は生長期の間だけです。量は袋の裏に書いて
ある表示通りに与えて下さい。余っている肥料ですが、長期間も開封
して残った物や、サンセベリアに適応しない物は与えないで下さい。
Re^2: サンセベリアに酷でしょうか? 投稿者:
でら 投稿日:2008/09/08(Mon) 21:22 cactusさん、回答ありがとうございます。
>徐々に光線に慣らすようにし、最終的には直射日光が当たるようにします。急に環境を変える事は避けた方が無難ですね。
では、レース越しではなく、室内で日に慣らしてから外に出すようにします。
>10〜翌年の3月までは休眠期で、気温が8℃以下になったら断水をして強制的に休眠させてしまいます。
>休眠方法には2種類あり、10月に入ったら断水をして室温が5℃以下にならない場所で管理をする方法。もう一つは鉢から抜いて全ての土を落とし、根だけを包まないで本体だけを新聞紙に包んで暖かい室内で保管する方法です。もし冬場に水遣りをすると、室温を15℃以上を維持させる必要があります。それ以下で水遣りをすると根腐れを起こして枯れてしまいます。
神奈川県在住のマンション住まいですが、室温が5度以下になることはまずなく、リビングに置いてあったので、冬でも平均15度以上あると思います。夏と冬は室内に置き、その他は室外に置けるように慣らしていきたいと思います。
>肥料ですが、与える時期は生長期の間だけです。量は袋の裏に書いてある表示通りに与えて下さい。余っている肥料ですが、長期間も開封して残った物や、サンセベリアに適応しない物は与えないで下さい。
わかりました。多肉用?サンセベリア用の物があれば用意したいと思います。
Re^3: サンセベリアに酷でしょうか? 投稿者:
cactus 投稿日:2008/09/09(Tue) 18:38 冬場に15℃以上を維持出来る訳ですよね。その場所は冬場には暖房
器具を使用されているため、部屋が暖かいと言う事でしょうか。
植物には活動を活発にする生長期と、活動を鈍くする休眠期の2種類
があります。春から秋まで活動する物を夏型種と言いますが、活動を
鈍くする冬場には十分に休眠させる事も必要です。
前回に15℃以上と書いたのは、15℃以上あれば休眠させずに生育
させられると言う意味です。15℃以上を24時間も維持させる事は
難しく、短時間でも気温が下がってしまうと状態を悪くさせます。
強制的に休眠させている場合は、水遣りを完全停止させますが、それ
でも光線には当てた方が良いので、置き場所には注意して下さい。
サンセベリアの肥料は確かあったように思えますが、緩効性化成肥料
(マグァンプkなど)を生長期に2か月に1度与えるだけで構いませ
ん。専用を探す必要はありませんよ。
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