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投稿時間:2019/07/30(Tue) 15:41
投稿者名:ばんざいうさぎ
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タイトル:Re^2: 金の成る木の葉が黄色(黄金色)に

最初から緑色だった葉が突然黄色くなったのでしょうか。それとも新たに生えてきた葉が黄色くて、その葉が目立って多く増えてきたということでしょうか。

ふらさんのおっしゃる通り、金の成る木(花月)には普通の緑色の葉の物の他に葉が黄色く育つ斑入り個体が存在します。模様は個体によりさまざまで葉が部分的に黄色く成ったりほぼ黄色くなる葉を持つ物もあります。これらは葉緑素が極端に少なくなる特徴の突然変異由来の種類(品種)です。
そういう物から小枝を挿したり葉挿しをすると個体によっては突然変異の特徴が失われた個体に育つものもあり、先祖返りで葉緑素が正常な量で存在する葉に成り、そういう個体はもし黄色い葉が残っていても緑色の葉の方が優勢なのでじきに全体が緑色の株になります。

でも遺伝子の中には斑入りになり易い要素が残っているので、先祖返りして全体が普通の緑色の葉の株であっても、時々脇枝から斑入り模様の葉を持つ枝が生えてきたり、枝を切って土に挿したことが刺激になり緑色だった挿し木苗が途中から斑入り葉に育ってきたりもします。


もしかすると今回の株は「元斑入り葉個体から殖やした時に出てしまった普通の緑色の株を普通の金の成る木として売ったもの」だったのかもしれません。それからまた最初の斑入り株に戻った物の可能性があります。また、種子から育てても親株が斑入りの遺伝子を持っていれば突然斑入り個体に変わる事もあります。

金の成る木(花月)も含まれるクラッスラ類には枝変わりによる変異個体や葉一枚に斑模様が出てそれが運よく葉挿しで殖やせたりすると変わり者が割と得られやすい性質があります。
同じく突然変異による枝変わりから生まれた全体が矮性(小型)に育つものでも何回も殖やしていくうちに先祖返りの普通サイズの物も出来てしまうそうです。

斑入り模様のメカニズムと言うのは面白いもので葉の色が定まらないものも存在します。
一枚の葉がずっと斑入り模様のままでなく途中で緑色に変わったり、緑色だった葉に急に斑模様が出てくることもあり得ます。
我が家には自然にいろんな植物の斑入り個体が生えてくる場所が有るのですが(長年バードテーブルだった場所で、鳥の糞や分厚く堆積しているヒマワリの殻などに含まれる成分が土の中で極端に偏ったのが原因で斑模様が出た様です)、季節により葉の模様が変わるものが結構あって、多くは新しい葉の方に変化が出るのが多いのですが、一枚の同一の葉の模様を長期間観察していると驚くほど変化するものも存在します。特に黄色い斑がある物(少しだけ色素が残った黄斑と呼ばれる物)に多く、全く色素の無い白斑が混ざる斑模様には変化は起きない様です。何かが原因で葉緑素が表に現れたり隠れたりするのではと思います。

もし斑入り個体由来の斑模様が再び現れた個体なら斑模様のある枝がある程度育ってから親株から切り離し土に挿すと斑入り個体として育ってくれることもあります。

斑入りの要素が突然株全体に現れた物だとしばらく様子を見ると元に戻るものと戻らない物があるようです。その場合は植えられている土の成分由来や肥料成分も影響する様ですよ。

多肉植物ではありませんが、以前ポインセチアのクリーム色の葉(突然変異由来の色)の同じ大きさの小株を2ついただき、一方は普通のプラ鉢、一方はサイズは同じくらいの鉄分が多く含まれる粘土で手作りされた焼き締め鉢(釉薬無しで焼いた物)に同じ土で植え室内の同じ場所で管理していたところ、しばらくして手作り素焼き鉢の方の株にだけクリーム色の葉に赤い斑点が無数に浮かんできて驚いたことがあります。
自分なりに調べてみたところ、葉には赤くなる色素が全く無くなったわけではなく人の目には見えない「赤い色になるはずの素」が隠れていて、鉢を作った人の焼き方が特殊だったので(素焼きせずに乾燥後すぐに本焼きする焼成方法)焼きが普通の陶器より甘く鉢から鉄分が土へ染み出して、根が過剰に鉄分を吸収したのが原因で赤い色素が部分的に赤斑模様になって復活したようです。

葉に模様が入るメカニズムと言うのは詳しく調べてみるとなかなか面白いものですよ。


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