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投稿時間:2019/03/29(Fri) 13:46
投稿者名:ばんざいうさぎ
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タイトル:Re: ハオルチアの品種と交配について

お望みの回答とは違うかもしれませんが・・・。

1については全てピリフェラ系と思われる斑入り品種ですね。ピリフェラの特徴である葉先の一本毛と葉横の明確なギザギザはしっかり出ているので(交配して葉の形が違ってもこの特徴は出やすい)。
品種物の場合は自家受粉由来の実生で育てて個体差が出れば別の名前を付けられるので、交配親の組み合わせの情報が探しても得られないのであれば、異種交配由来ではない「実生で殖やした個体差程度の違い」の可能性があります・・・。見た目で葉が短めの物は他の種類のオブツーサ葉のと交配されている可能性があるかも。


4については一応可能ではありますが、斑入り模様が多い個体に花を咲かせてしまったり種子親に使うのはリスクが高めなので、試す前にあらかじめ栄養増殖で増やしてバックアップを確保しておいてからの方が良いですよ・・・。養分を消耗し枯れるリスクが高めです。もちろん斑入り個体を花粉親に使うのは大丈夫ですし花茎1本の花それぞれに複数の種類の交配するのも可能。無事受粉し実が膨らんでくれるかは雌蕊の成熟度合いやその時の気温なども関係してきます。

私が経験した事ですが、ピリフェラ錦を種子親にしてレツーサ系の‘寿宝殿’と言う交配品種の花粉を掛け合わせ交配個体を作った時、受粉後に出来てくれた実(受粉せず実にならなかったものもあった)の数を大きい実だけ3つ残し他は摘んで10粒の種子が得られ蒔くと3つ発芽しました。
この交配個体3株は無事育ち斑入りの特徴はどれも現れなかったものの、ピリフェラの特徴とモスグリーンの様な葉の色・レツーサの三角の葉先の特徴が出て、葉が横に倒れず上向きで株姿が独特な面白いものができました。

でも、その後のピリフェラ錦の方が性質が弱くなってしまい翌年特に病害虫や根腐れなどの兆候はないのに衰弱していって手当もむなしく枯れてしまいました・・・。
植物の中には、種類・個体によっては花を咲かせたり・種子を付けてしまえば寿命が短くなってしまう傾向の強い・弱い個体があるので、種子を採ったために短命にしてしまった可能性があるかもしれませんし、元々斑入り自体が葉緑素が欠如していて光合成ができにくいと言う異常な状態ですから、斑入り具合が多めな傾向の強い個体だと回復しにくいのかと・・・。購入後2年くらいの株だったので、年数の経ったかなり大きい株なら大丈夫だったのかも・・・。

もし手元に斑入りが一株しかない場合は花を咲かせる事自体が負担になってしまいますし膨らんできた実を残しすぎると体力が消耗されすぎて熟す前に枯れてしまう可能性、種子が出来た後に調子を崩しいずれ枯れてしまうリスクもあり入手した株をそのまま使うのはできれば避けた方が良いです。
、ピリフェラ系は斑入り個体の中でも比較的殖やしやすい方なので栄養増殖で斑入りの保険株を数株増やしてから(斑模様さえあれば出現具合が少なくても、大株まで育たなくても種子親に使えます)保険株の方を種子親に使って元株の方は鑑賞目的だけに限っておくと増やした方は斑模様が少なくても緑の部分が多いなら性質が強く弱りにくいのと、斑模様の遺伝子はちゃんと受け継ぐので(斑模様の多い・少ないという方は遺伝子的には受け継がれない)増やすためには緑が多い個体を使った方がよいです。要するに斑模様がきれいな個体ほど増やすのには向かないという事です・・・。

実生でできた種子で育てても必ずしも斑模様の遺伝子が表に出るとは限らず。でも隠れているだけて次の実生世代以降に出現する可能性は多いにあります。

3については交配由来の品種だと不稔(自家受粉できない)のもあります。でも雌蕊・雄蕊のどちらかが無事であれば健全な方を交配に使い異種交配すると(片方はできれば原種に近い物)組み合わせによっては成功することもあります。品種によっては雌蕊も雄蕊も使えない完全な不稔で栄養増殖でしか殖やせないものもあるようです・・・。上記の私の交配の時は、前年に逆の交配を試みていたのですが寿宝殿の方の雌蕊が受粉不可だったのかピリフェラの花粉を付けても実は一つもできなかったので、翌年花粉親の方に使ってみて成功したのです。
組み合わせや交配親の相性というのは種類間に限らずどちらを種子親に使うか花粉親にするかの違いでも失敗したり成功したり。やって成功した人の詳しい情報を見つけられなければ前もって知る事はできず、まずは自分で実際に行ってみない事には解りません・・・。


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