観葉植物 育て方

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食虫植物の育て方|観葉植物Dictionary

ウツボカズラ、サラセニア、ハエトリソウ、ミミカキグサ、ムシトリスミレ、モウセンゴケなど食虫植物の育て方をご紹介。


ウツボカズラ(ネペンテス アラータ)

ウツボカズラ

ウツボカズラ(ネペンテス ダイエリアナ)

ネペンテス ダイエリアナ

ネペンテス ダイエリアナ

基本情報

学名:Nepenthes

原産地:フィリピンetc.

科名:ウツボカズラ科

属名:ネペンテス属

私の難易度?★★★★

ウツボカズラの特徴や育て方など

特徴:捕虫袋を作る代表的な食虫植物です。袋の底の部分に、消化液を溜め、虫を捕らえると、消化液で溶かして栄養分を吸収します。

土:水コケ等に植え込み、保水性を高めてあげます。

肥料:ほとんど必要ありません。たまには1000倍程度に薄めた液肥を与えるのはかまいません。袋の中に、薄めた液体肥料を与えると、袋の状態がよくなります。

つるの先端に袋がつきます。ぶら下げておいたりして管理したりしますが、乾燥には、くれぐれも注意してください。少々の霧吹き程度では、すぐ乾燥してしまいます。湿度を高く保ってあげることがコツです。

ネペンテス ダイエリアナの特徴や育て方など

ネペンテス ‘ミクスタ‘とネペンテス ‘ディクソニアナ‘との交雑で作り上げだされた園芸品種。 補虫袋は高さ20〜35cmもあり、円筒形で、黄緑色地に暗赤色の斑が入る交雑品種のなかでは、最大級の補虫袋をつける。上の写真をよ〜く見てください!(クリックすると拡大できます♪)大人の男の人の手が下に少し写っていますが、袋1つの大きさがすごいとしかいいようがありません。

ネペンテス ダイエリアナ


サラセニア フラバ

サラセニア フラバ

学名:Sarracenia flava

サラセニア ドラモンデー

学名:Sarracenia drummondii

サラセニア ドラモンデー

サラセニア プルプレア

サラセニア プルプレア

学名:Sarracenia purpurea

サラセニア プルプレア×ドラモンディー

サラセニア プルプレア×ドラモンディー

サラセニア ミノール

サラセニア ミノール

基本情報

学名:Sarracenia

科名:サラセニア科

属名:サラセニア属

私の難易度?★★★★

サラセニアの特徴や育て方など

特徴:捕虫袋を作る代表的な食虫植物です。袋の底の部分に、消化液を溜め、虫を捕らえると、消化液で溶かして栄養分を吸収します。

土:水コケ等に植え込み、保水性を高めてあげます。

肥料:ほとんど必要ありません。たまには1000倍程度に薄めた液肥を与えるのはかまいません。

サラセニア ドラモンデー

葉っぱは写真の通リ筒状です。蓋ももっていてカラーのように上の方に広がっていきます。筒の内側には底にいくほど、毛が密生していますので、虫が筒の中に入り込みますと、逃げれなくなってしまいます。夏場は、涼しい半日陰の場所へ移動するようにします。乾燥する場所は避けるようにしてください。基本的に食虫植物は、湿気の多い場所を好みます。肥料は、基本的にいらず、養分が多い場合、葉っぱが変な形になったりしますにで注意しましょう。夏場は、涼しい半日陰の場所へ移動するようにします。乾燥する場所は避けるようにしてください。梅雨時期などは、雨があまり当たらない場所へ移しましょう。

サラセニア ドラモンデー

花:株が充実すると、5〜9月頃まで左の写真のような茶色っぽい花が咲きます。写真の花、トラモンディーは、赤っぽい色をしているのが特徴のひとつです。


ハエトリソウ(ディオネア)

ハエトリソウ(白)

ハエトリソウ(赤)

基本情報

学名:Dionaea muscipula

科名:モウセンゴケ科

属名:ディオネア属

私の難易度?★★★★

ハエトリソウ(ディオネア)の特徴や育て方など

特徴:2枚貝のようなおもしろい葉っぱが特徴です。葉っぱの内側にトゲがあり、それに虫等が触れると閉じます。

肥料:ほとんど必要ありません。たまには1000倍程度に薄めた液肥を与えるのはかまいません。

株が充実すると、5月中旬〜下旬頃まで白い花が咲きます。冬場は休眠します。凍らせないように保護してあげましょう。この時期でも水を切らさないようにしてくださいね。 基本的に食虫植物は、湿気の多い場所を好みます。肥料は、基本的にいらず、養分が多い場合、葉っぱが変な形になったりしますにで注意しましょう。大きめの鉢に寄せ植えしてあげる方がよく生育します。用土は、基本的に水コケを使用し、乾燥させないようにします。


ミミカキグサ

ミミカキグサ

基本情報

学名:Utricularia

科名:タヌキモ科

属名:タヌキモ属

私の難易度?★★★★

ミミカキグサの特徴や育て方など

特徴:ミミカキグサは、虫をとらえる器官が、地下茎や茎にあります。地下茎は、匍匐茎の形で分岐していき、透明な小さな袋のような捕虫嚢があり、その中に虫が入ってきたものをとらえます。とらえた捕虫嚢は黒色に変化します。

肥料:ほとんど必要ありません。たまには1000倍程度に薄めた液肥を与えるのはかまいません。


ムシトリスミレ

基本情報

学名:Pinguicula esseriana

科名:タヌキモ科

属名:ムシトリスミレ属

私の難易度?★★★★

ムシトリスミレの特徴や育て方など

ムシトリスミレ

特徴:葉っぱは楕円形で多肉質。色は、薄い黄緑色をしています。葉っぱの表面は粘質の腺毛を密生していて、粘質の葉っぱの部分で虫をとります。花はピンク色のかわいい「すみれ」のような花を5〜6月頃に、約2ケ月、花を咲かせます。

肥料:ほとんど必要ありません。たまには1000倍程度に薄めた液肥を与えるのはかまいません。

株が充実すると、早くて3月頃 おおよそ5〜9月頃 黄緑色の花が咲きます。すみれのようなきれいなかわいいピンク色の花を咲かせます。株が大きくなってくると、どんどん咲きます。 夏場は、涼しい半日陰の場所へ移動するようにします。乾燥する場所は避けるようにしてください。株分けや挿し木等で殖やします。


モウセンゴケ

モウセンゴケ

基本情報

学名:Drose ra capensis

科名:モウセンゴケ科

属名:モウセンゴケ属

私の難易度?★★★★

モウセンゴケの特徴や育て方など

モウセンゴケ

特徴:モウセンゴケは上の写真にもありますように赤い部分に繊毛がついています。その繊毛部分より甘い匂いを漂わせ虫たちをおびきよせます。 繊毛の先には粘着液のようなものがあり、それで虫を捕らえます。

肥料:ほとんど必要ありません。たまには1000倍程度に薄めた液肥を与えるのはかまいません。

株が充実すると、おおよそ5〜8月頃 花が咲きます。 夏場は、涼しい半日陰の場所へ移動するようにします。乾燥する場所は避けるようにしてください。冬場は、できれば日のよく当たる暖かい場所へ移動してあげると良いです。

解説

温度・・・越冬するための最低必要な温度

10℃以上の場所を好む=「寒さに弱い植物」であることになります。冬場、注意が必要です!!

5℃〜10℃の場所を好む=「室内であれば、ある程度の場所はOK!?」

0℃以下にならなければ良い=「観葉植物の中でも、寒さに強い植物」の意味でもあります。


難易度・・・★が多いほど、管理が難かしい。

  ★は、5個が最高


光・置き場所・・・飾る場所の参考に

明るい場所を好む植物: 窓際の明るい場所でレースのカーテンごし(直射日光を好みます。)

半日陰でも良い植物: 日中、電灯をつけないでも新聞が読めるくらいの明るさ

日陰でも強い植物: 直射日光は嫌ったりしますが、明るいにこしたことはありません。暗めの場所でもOKです。