観葉植物 育て方

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モリンガ オレイフェラの育て方|観葉植物Dictionary


モリンガ オレイフェラ

基本情報

学名:Neottopteris nidus cv.”Avis"

原産地:日本、台湾等

科名:チャセンシダ科

属名:アスプレニウム属 

私の難易度?★★★

育てる環境や水やり

:半日陰でも良い植物ですが、案外、暗めな場所でもOKです。

温度:5℃以下にならなければよい

:土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。

特徴や育て方など

モリンガ オレイフェラ

モリンガとは、インド原産で西暦 100 年の古代文献にも登場し、 300 以上の症状を治療するとして多くの 地域でひっそり伝えられていた木です。近年の科学的検証により、現在地球上で発見されている可食植物の中で最も高い栄養価をもち、葉、花、根、種など全ての部位が人類にとって有用なマルチパーパス ツリーであることがわかりました。 モリンガは、「奇跡の木」とか「わさびの木」などといわれたりもしています。

種から育てる

モリンガの種の発芽

タネまき時期は、3月〜8月頃で、暑い国の植物ですので、あたたかくなってからタネをまきま。タネを1粒まいたら、土を2cmくらいかぶせてください、プランターに台所で使うラップをかぶせて輪ゴムでとめると芽が出やすくなります。もちろんメネデールも有効です。芽が出るまでは2週間くらい待って、お部屋の中の陽がよくあたるあたたかい場所で育ててください。

芽が出てきましたらラップをはずし、1日1回、朝に水をあげてください。でも水は土がかわいているときだけで水のあげすぎはよくありません。小さいうちはタネの栄養で育ちますから、肥料があげる必要はありません。大きくなったときで大丈夫です。

モリンガ オレイフェラ

30cmくらいに育ったら、大きめの植木鉢に植え替えをして新しい土と肥料をあげてください。根っこをいためないように土をつけたまま、植え替えをしてください。天井に届くくらいまで育ったら、50cmくらいにきりますと、ちょうどいいです。寒さには弱いですので夏の終わりには、植木鉢をお部屋の中に入れてください。モリンガは暑い国からやってきた植物ですので太陽が大好きで、日当たりの良い窓辺の近くに置いてあげてください。夜の温度は15℃以上を保つように注意なさってください。

料理する

モリンガは、とっても栄養があります。あなたが育てたモリンガの葉っぱをお料理に使ってみてください。まず枝に付いた葉っぱをとって、きれいに水で洗います。ゆでて苦味を取ったら、天ぷらやサラダ、カレーなどいろんなお料理に使えます。

モリンガ オレイフェラ

食用にすることが最も多い葉には、何と 牛乳の 4 倍のカルシウムと 2 倍のタンパク質、オレンジの 7 倍のビタミン C 、バナナの 3 倍のカ リウム、ニンジンの 4 倍のビタミン A が含まれているのです! さらに、今話題の GABA を始めとしたアミノ酸含有量が他のどの食 物よりも多く 、ストレスの多い現代人にはピッタリな植物です。モリンガを続けて摂取することで体本来の免疫力を高めるとともに、 体内循環もよくなり、便秘や肌荒れにも効果があります。 ロサンゼルスタイム紙やディスカバリーチャンネルでも紹介され、世界中から脚光を浴びている「ミラ クルツリー」なのです。


解説

温度・・・越冬するための最低必要な温度

10℃以上の場所を好む=「寒さに弱い植物」であることになります。冬場、注意が必要です!!

5℃〜10℃の場所を好む=「室内であれば、ある程度の場所はOK!?」

0℃以下にならなければ良い=「観葉植物の中でも、寒さに強い植物」の意味でもあります。


難易度・・・★が多いほど、管理が難かしい。

  ★は、5個が最高


光・置き場所・・・飾る場所の参考に

明るい場所を好む植物: 窓際の明るい場所でレースのカーテンごし(直射日光を好みます。)

半日陰でも良い植物: 日中、電灯をつけないでも新聞が読めるくらいの明るさ

日陰でも強い植物: 直射日光は嫌ったりしますが、明るいにこしたことはありません。暗めの場所でもOKです。