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ドラセナ・スルクロサ(ゴッドセフィアナ)の冬越しと育て方

投稿者 はらださん 投稿日時: 2012-1-23 1:3の過去のガーデニング質問掲示板 画像投稿可能タイプのお困りの際にお役に立てる情報かと思う記事がきちんと見れない状態でしたため、こちらのブログの方へそのままの状態で移設させていただきました。

ドラセナ・スルクロサ(ゴッドセフィアナ)の冬越しと育て方

ドラセナ・スルクロサ(ゴッドセフィアナ)の冬越し

5~6月ごろ、切り花についてきたドラセナ・スルクロサ(ゴッドセフィアナ)がいつまでも枯れないと思ったら発根してくれていて、でもこれ以上大きくなってくれても管理できないことと、ずっと元気でいてくれたこととで、水に差したまま冬を迎えてしまい、葉の先が茶色になってきて初めてあわてている始末です。正直、ここまで愛着が持てるとは思ってもみなかったのです。

ずっと室内に置いていて(薄い陽は差します)、土ではなくずっと水だけで育てていたのと、冬になって室温が下がった(でも大阪府なので室温が0度以下になるのは極めて稀です)のとが、葉が茶色になってきてしまった原因だと思っています。

でも土に植え替えのは今みたいな冬ではなくて温かい季節に、そして水だけで発根した根だと土に植えても土から水分や栄養を吸収できないというのをネットで読んだので、いまできることは、せいぜい夜寝る前に、ビニール袋などをかぶせて口をしばって保温(中に湯たんぽなど置くと少しは低温が防げるでしょうか?)するくらいしか、弱っていくのを止める方法がないのでは・・・などと考えているのですが、どうやったら無事に冬越しができるのか、教えていただけませんでしょうか?

できれば、水の量が把握しやすいハイドロで、室内に置いておきたいのですが、無事に冬越しできる可能性が高いのなら土の鉢植えもする覚悟です。)

投稿者 ふら@フラウラさん 投稿日時: 2012-1-23 13

> 土に植え替えのは今みたいな冬ではなくて温かい季節に

根鉢を崩すような植え替えは暖かい時期に行う、という意味ですね。根を傷付けるとしばらく水を吸収できないので、すばやく発根できるような高温期に行うのが望ましいということです。根を傷付けないような植え付けはいつでも・一刻も早く行う方がいいでしょう。

> 水だけで発根した根だと土に植えても土から水分や栄養を吸収できない

そうだとしても水だけではいずれ枯れてしまうので、やはり用土に植え付ける必要があります。本来は枝に力がある時に植え付けを行う必要があります。弱っているようなので、残念ですが、今から植え付けてもうまく行かない可能性もあるでしょう。それでも最善の策は、すぐに用土に植え付けることだと思います。

根を極力傷めないように植え付け、また根に負担が掛からないように支柱を使うといいでしょう。ハイドロカルチャーよりも普通の用土の方がよりよいでしょう。

> 室温が0度以下になるのは極めて稀です

まれに零下になるということでしょうか?私はもっと寒い地域に住んでいますが、室内だと暖房を使わなくても3℃を切ることはありません。大阪なら、室温が零下になることはないのではないでしょうか。しかし、いずれにしろかなり低温になる環境ということですね。植え付け後は高温を保つ方が望ましいので、できれば植物用のヒーターなどを使えるといいですね。お書きになっているように、湯たんぽでも効果があると思います。

ただし、近付けすぎないように。熱源を用いずに、小さなビニール袋をかぶせるだけでは意味がありません。

> でもこれ以上大きくなってくれても管理できない

元気に育っていれば剪定でいくらでも小さくできるので、管理は容易ですよ。何とか回復するといいですね。

投稿者 ぽんたんさん 投稿日時: 2012-1-23 19:56

はらださんがお調べになられたように、 水挿しで発根した苗は土に植えると枯れる事が多いです。暖かい時期でもかなりリスクがあるので、元気のない挿し穂をこの時期に土に植え替えると 間違いなく枯れると思います。 ハイドロにしても土にしても、必ず根にダメージを与えます。今の時期はこのままで触らないのが一番ベストです。 それでも、かなり弱ってきているようなので、このまま枯れてしまうかもしれませんが・・・。 今出来る事は、せめて室温を高めてやる事でしょう。 蘭などの冬越し方法でもありますように、夜間は窓から放し段ボールを被せるだけでも保温効果があるそうです。無事に冬越し出来るといいですね。

投稿者 ふら@フラウラさん 投稿日時: 2012-1-23 21:50

あれれ、ぽんたんさんと私で意見が正反対になってしまいましたね。このままだとはらださんがお困りになるかもしれないので、ちょっと書き添えます。かなり弱っているようなので、環境の急変を避けた方が無難かもしれないという意味では、ぽんたんさんのご意見に一部賛成です。しかし根が水に漬かっているという状態では回復を望めないと私は思っています。判断はなかなか難しいですね。ふたつの意見をよく検討なさって、どうぞはらださんが納得なさる方法をお試しになってみてください。もしよかったら重ねて質問をいただければ、できる限り私の経験・考えを追加させていただきます。

投稿者 きこ、愛知さん 投稿日時: 2012-1-24 19:37

こんばんは 寒い日でしたわね。私が質問したわけでもないのに口をはさんですみません。先日 こちらでキッチンに観葉を、と所望致しました。おかげさまにて根のある物、根の無い物 いくつか戴きました。根の無い物で複数ある物は土に挿したりメネデール入りの水に差したり。水差しの場合、透明な容器に入れ 発根を待つのはとても楽しい事。まだかまだかと目を近づけ目を凝らし・・・

しかし、これらが無事発根しても土に戻す時に危険があるのですね。今まで楽に水を吸い上げられたのに土ではそうはいかぬ。根に負担がかかりダメージを受ける、という事なのでしょうか。初めて知りましたが納得の経験者です。でも今発根した物、発根待ちの物、判断に迷います。私はお二方の両方のお知恵をいただこうと思います。土に植え、その上 ぽんたん様ご指摘のリスク回避の為 葉に霧で水を与え根の負担を減らし温度に気を配る。質問者様にいい方法がみつかります様に

投稿者 ミルクとポテさん 投稿日時: 2012-1-25 0:32

こんばんは~。挿してる花瓶の口が広いので徐々にハイドロを入れていって水の量を減らしていけばどうでしょうか?大きいハイドロじゃなく小さいのだったら根も傷めずに済むような気がします。根にあたらないように浮かしながら入れる感じです。

投稿者 はらださん 投稿日時: 2012-1-26 3:49

ふら@フラウラさん、ぽんたんさん、きこ、愛知さん、ミルクとポテさん、ご回答ありがとうございました。そして返信が遅くなってしまい、失礼しております。

>ふら@フラウラさん

ご回答ありがとうございました。

>大阪なら、室温が零下になることはないのではないでしょうか。

そうですね。まだ子どものころ、祖母がお正月のお餅をボウルに入れて水につけていたところ、朝起きたらそのボウルの水の表面が凍っていたのを記憶しておりまして、かなりめずらしいけど、凍ることってあるんだな~と思ったのを思い出したのです。でもそれも何年も前なので、たしかにおっしゃるとおり、大阪府下では零下になることはないと思われます。そういえば、ボウルを置いていた部屋も、かなり屋内に近い(出口がすぐそこでほとんど暖房を入れない)ところでした。

根も呼吸をしているんだということを存じませんでした。呼吸だけでなく、土に含まれる栄養素を吸い上げる大切な働きがありますよね。たしかに水に使っていては回復はのぞめないですね。土に植えることにします。熱源のことも、ありがとうございました。ビニール袋だけをかぶせているところでした。ありがとうございました。

>ぼんたんさん

ご回答ありがとうございました。ご指摘どおり、かなり弱っているので、このままでも枯れてしまうかと思われます。枯れるのを早めるだけかもしれませんが、何もしないでも枯れてしまうのなら、なにかしたいと思いました。なので、土に植えてみようと思います。室温は教えてくださったとおり、高めにしました。窓際からも離しました。窓際はかなり冷えますものね。可能性は低いですが、無事なる冬越しを目指します。失敗しても、勉強の一つとして、自分の糧になればと思っております。ありがとうございました。

>きこ、愛知さん

ご回答ありがとうございました。メネデール、使ってみようと思います。というか、かつて使ったことがあったのに、忘れておりました。こういうときこそ使えばよいのですね。よい情報、ありがとうございました。

>ミルクとポテさん

ご回答ありがとうございました。ハイドロのご意見、ありがとうございました。自分の性格から言って、ハイドロがいいんじゃないかなあと思ったんですが、いまはスルクロサがひとまず回復してくれることを第一に考えますと、やっぱり植物である以上は土に植えてあげるほうがいいかもしれないと思いまして、とりあえずは土に植えることにいたしました。それで、もし無事に冬越しできて、回復・成長しましたら、挿し木などで増やしてハイドロの株を作ろうと思います。ありがとうございました。

投稿者 ぽんたんさん 投稿日時: 2012-1-26 9:59

はらださんが結論を出されていらっしゃるのに、またまた投稿してすみません。ふら@フラウラさん、私の書き方の配慮が足りずご気分を悪くされなかったかと懸念しております。植物は土に植えて育てるのが一番自然です。水挿しでは生きながらえても限度があります。ただ、かなり弱っている様子なので余計な発言をしてしまいました。はらださんが、何もしないでも枯れてしまうのなら、なにかしたいと思いました。とおっしゃっていらっしゃるのでしたらそれがベストの選択だと思います。ただ、ひとつだけ肥料分のない土に植えてくださいね。弱った植物に肥料分は厳禁です。挿し木、種まきなどの土などに植え付け水はたっぷりやってください。皆さんの温かいお気持ちが届いて、どうかうまく根付いてくれますように。

投稿者 ふら@フラウラさん 投稿日時: 2012-1-26 11:19

はらださん、みなさん、こんにちは。ぽんたんさん、どうぞご心配なく。このようなケースではどれが正解なのか判断しづらいですよね。いろいろな意見があった方が、質問なさった方の選択肢が広がっていいのではないでしょうか。はらださん、私はこのようなケースでは、たとえば水栽培を終えた後のヒヤシンスの球根の扱いをイメージしています。開花して消耗した球根は水栽培を続けていると枯れてしまうでしょうが、季節はずれであっても土に植え付けると生き残ることが多いと思います。ただし熱帯植物の場合は新しい根を出すためにかなりの高温を必要とするので、実行なさっていらっしゃるように高温を保つのがいちばんだと思います。このところ寒さがいちだんと厳しくなっているので、葉が落ちたり、茎が傷んだりする可能性もあるかもしれません。植え付け用土は赤玉土単用にすると、色で乾燥が分かりやすくて管理が楽です。差し出がましいようですが、万が一、うまく行かなかった場合、暖かくなったらもう一度挿し木に挑戦なさってはいかがでしょう。梅雨の時期に赤玉土などに挿すと、活着してそのままとても簡単に育てることができますよ。

投稿者 ぽんたんさん 投稿日時: 2012-1-26 16:51

はらださん、場所をお借りついでにすみません。ふら@フラウラさん、お優しいお言葉ありがとうございました。とても嬉しかったです。今後ともよろしくお願いいたしますね。

投稿者 はらだ 投稿日時: 2012-6-11 13:39

こちらでご指導いただきまして、処置してみましたところ、なんとか冬越しできました。とはいえ、残ったのは葉が一枚だけだし(でももう一枚新しく生えてきてくれようとしています)、根っこもほんの少し出てきてくれはしたものの、まだまだ危うい状態ですが、ひきつづき経過を見てみようと思います。このブルーミングスケープ掲示板の運営者様はじめ、具体的な方法を教えていただきました、ふら@フラウラさん、ぽんたんさん、きこ、愛知さん、ミルクとポテさん、ありがとうございました。あらためて御礼申し上げます。

すみません、追記です。

もうおひとり、お世話になった方がいらっしゃるんですが、検索しても探し出してお名前を確認できませんでした。 直接コメントをいただいたわけではなくて、その方が書き込んでおられる文章の中で、「園芸用のヒーターマット」というのが出てきて、そういうものがあることを知り、私もそのヒーターマットを購入して、冬の間はそのマットの上にドラセナ・スルクロサを置いておりました。冬越しできたのも、そのヒーターマットの効果が大きいかもしれませんね。お名前がわからなくて残念なんですけど、○○さん、ありがとうございました。

投稿者 ぽんたんさん 投稿日時: 2012-6-11 15:38

こんにちは。無事に冬越し出来たんですか?ほんと良かったですね^^ ドラセナ・スルクロサ、はらださんの愛情に応えてくれたのでしょう。また、こうして経過を報告してくださる方は少ないので皆さんもきっと一緒に喜んでくださると思います。残った葉っぱが一枚だけでも、新しい葉っぱが生えてきてくれようとしてるんなら、もう大丈夫だと思います。元気に育ってくれるといいですね。

投稿者 ふら@フラウラさん 投稿日時: 2012-6-12 17:31

はらださん、こんにちは。「もうひとり」は私だったと思います。冬越しできてよかったですね。別スレッドを拝見すると、用土に植えた方はだめになってしまったということで残念でした。一般的な「観葉植物の土」ではなく、赤玉土をお使いになると、においはほとんどなく、しかもハイドロカルチャーのようにカビが発生することも少なく、非常に清潔に育てられます。よかったらお試しください。

投稿者 はらださん 投稿日時: 2012-6-13 4:44

>ぽんたんさん

ご返信ありがとうございます(^_^)

>残った葉っぱが…>もう大丈夫だと>

いやそれがちょっと・・・(^-^;;; 水に挿したまま冬越しして、温かくなって発根してきてくれたはいいものの、水に挿したままなので、発根した根っこのあたりにカビらしきものが付着するようになってしまいまして、これはいくらなんでもヤバいだろう(汗)と思って炭チップに植え替えて2~3日経ってみると一枚しかない葉がひしゃげてきて、全体がやや倒れてきてしまって、あわてていったんもともとの環境の、水に挿したかたちに戻しました。別件の、ピレア・カディエレイのハイドロに関してみなさまが素晴らしい情報を教えてくださっているので、そのことをヒントに、なんとかもうちょっと根や葉を伸ばしてくれる方法を探ることにしました。そんなこんなでまたいろいろとお世話になるかもしれません(^^;そのときにまたご縁がありましたらよろしくお願いいたします。

>ふら@フラウラさん、ご返信ありがとうございます。

「もう一人」の方は、ふら@フラウラさんでしたか!ヒーターマットの件、ありがとうございました。スルクロサが冬越し(…というか、延命?)できたのは、あのヒーターマットによるところが大きいと思ってます。秋口から春まで私自身の生活がけっこう厳しく、植物の管理どころか自分のケアをするのでもう精一杯だったんで、せめてヒーターマットの上に置いておくしかなかったです。上からビニール袋もかけていたので、加湿の働きもしてくれたと思います。赤玉土、ぜひためしてみようと思います!(^^)ありがとうございました。そして、もしよければこれからもよろしくお願いいたします。

投稿者 ふら@フラウラさん 投稿日時: 2012-6-13 12:26

水挿しのままの方が調子がよかったとのこと、また炭チップや用土に挿した方もうまくいかなかったとのこと、前回の私の書き込みが裏目に出てしまったのだとしたら恐縮です。ただ言い訳するようですが、ハイドロカルチャーでの栽培は元気を回復させるのにはあまり向いていないのではないかと思います。前回は赤玉土を使っての植え込みを前提に書かせていただきました。文面から、はらださんが植物をとても大切に育てていらっしゃるのがうかがえます。ここまで乗り切ったら、何とか元気を回復してくれるといいですね。